PiPi's World 投稿小説

友情から恋へ
官能リレー小説 - 女性向け

の最初へ
 6
 8
の最後へ

友情から恋へ 8

そんな岩野と渡井の姿を見ようと、男子ギャラリーが集まってきているのが、鷹間のいる屋上からはよく見えた。

荒木「『セックスしたい。その巨乳を揉みたくてたまらない』・・・鷹間、マジでそんな事言ったのかよ?」
鷹間の親友である荒木は、呆れて鷹間の顔を覗き込んだ。

鷹間「あ、ああ・・・いけなかったかな?」
荒木「お前、いくら本心がそうだからって、それを口するのは無謀だろ。」
鷹間「やっぱそうか・・岩野の奴、引いてたもんなー・・」
荒木「当たり前だよ。鷹間ってホント女のこと分かってねーよな・・
   だからそんなにイケメンでありながら、今だ童貞なんだぜ。」
鷹間「お前だって、童貞じゃねーか・・」
荒木「俺は綿井沙世とヤルまでとっておいてんだ・・」
鷹間「ぷっ!・・それを言うなら俺だって岩野とヤルまで・・」
荒木「もう無理じゃねーか?いくら好青年の仮面被っていても、鷹間はデリカシー無さ過ぎだよ。」

鷹間「・・・・・」
鷹間は返す言葉も無かった。

荒木「そういえば綿井は鷹間のことが、好きじゃないのか・・?綿井がお前にモーションをかけるのを見たけど・・・」
鷹間「俺は小学生みたいな顔した綿井には、どうも興味がわかないんだ。」
荒木「そうなのか・・ そういうふうに思っていたのか・・・」
荒木はそういう童顔の綿井が好きだったのだ。


鷹間「今後どんなに綿井に迫まらようが、俺は手出しなんかしないさ。
   俺は友達を裏切るような男じゃねーからな。」
荒木「ホントかよ?
   昨日、5時間目の授業ふけて、部室でオナってただろ?」
鷹間「げっ@@・・・知ってたのかよ?」
荒木「ああ、お前を探しに行ったんだ。」
鷹間「悪りぃー・・どうしても我慢できなくてよ・・つい。。」
荒木「鷹間がどこでオナろうが、そんなことは俺にはどうでもいいんだけど・・」
鷹間「けど、って何だよ?」
荒木「けど・・お前のオナってる姿、見てたんだよ。綿井沙世が..」
鷹間『グゲッ@@!;マジかよ?!』

そのころ、鷹間と荒木が屋上から自分たちを見て、エッチな話をしていることを知らない岩野と綿井は、テニスの相手の男子2人のいやらしい視線に恥ずかしがりながら、テニスをしていた。

制服のまま昼休みテニスをするというのは、かなり前からこの学校でやっていることで、みんな変だと思わないでやっている。
そんな中で、綿井沙世は必要以上にスカートの裾を押えていた。
岩野「綿井ちゃんどうかした?」
綿井「岩野ちゃん、アタシ恥ずかしくて。」
そう言って、綿井は顔が恥ずかしさで真っ赤になった。
岩野「綿井ちゃん!アタシも恥ずかしくて!」

そして、綿井は昨日盗んだ鷹間のパンツは、間違えて捨ててしまったのだ。



SNSでこの小説を紹介

女性向けの他のリレー小説

こちらから小説を探す