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友情から恋へ
官能リレー小説 - 女性向け

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友情から恋へ 5

アタシは足がからまって前に倒れそうになった。

その時、鷹間君が後ろからアタシの体を支えて倒れずにすんだが、鷹間君はアタシの胸をつかんでしまった。
しかも、その時つむじ風が吹いてアタシのセーラー服がまくり上がっていたのでブラジャーの上から鷹間君は胸をつかんだのだった。
「イヤだ!」

それはあくまでも偶然だったのだ。
鷹間君はアタシの胸を掴もうなどとの考えての行動では無いことは分かっていた。

それでもアタシは普通の女の子が誰でもそうするように「イヤだ!」と叫び、その声は廊下に響いた。

「わ、わるい・・」
鷹間君慌ててその手を離した。

バランスを崩したアタシの手は、鷹間君の腰で絞めたベルトを掴んだまま床に倒れ込んだ。

「い、痛い・・」

それもあくまでも偶然だったのだ。
アタシは鷹間君に仕返しをしようなどと考えた訳もなかったのだ。

それでも手に握ったベルトはアタシと共に床に落ち、
故に鷹間君のズボンを下ろす形になってしまったのだ。

見上げるアタシの目に飛び込んできたのは、純白も眩しい、鷹間君のモッコリだった。

「ゃ・・だ・・」
時が止まったかのように固まったアタシは、その1点から目を離すことが出来なかった。
それもその筈、女子生徒の間では、鷹間君のズボンから覗き見えたパンツのゴムを見ただけでキャーキャーと騒いでいるのに、
アタシの視線の先に晒されているのは、鷹間君のモッコリなのだから。

鷹間君は鷹間君で、自分に何が起きたのか分からない赴きだった。
ただ、その視線はアタシの投げ出され太腿に注がれているに気づき、ハッ!と現実に戻されることとなる。
アタシのスカートは捲れ上がり、純白のパンティーが顔を出していたのだ。

「や!」
慌ててスカートを戻すアタシと、鷹間君がズボンを上げたのはほぼ同時だった。

「だ、誰にも言うなよ。」
もどかし気にチャックを上げる鷹間君のモッコリが、明らかに勃起していたのをアタシは見逃さなかった。

「言える訳ない!」
ドキドキした胸を押えながら、アタシは前屈みに廊下を走っていく鷹間君の後ろ姿をじっと見送った。

遠に午後の授業は始まっていた。
アタシは今更遅れて教室に入っていくのも億劫になり、1人になれる場所を探し彷徨った。

体育館のわきに作られたプレハブ小屋に辿り着いた時、辺りは静まり返っていた。
それもそのはず、そこは運動部の部室として使用されている小屋だったのだ。

アタシはそこでゆっくりしようと幾つかのドアノブを回すが、そのほとんどが施錠済みだった。
しかし諦め半分で最後のドアノブをゆっくりと回すと、ラッキーなことにそれはゆっくりと開いてくれた。

男子テニス部・・
それは鷹間君が部長を務める部室だった。

アタシは薄くドアを開き中を覗き見た。
規則正しい、何かを擦れるような音が室内に響いていた。
誰かがいることは明白だった。
自分のように、授業をサボった生徒が昼寝でもしているのだろうと思いドアを閉じかけた横目に、純白のパンツが落ちているのが目に入った。

?・・・どこか見覚えるそれを見つめ、アタシは奥に目をやった。

裸?・・・・薄く筋肉のついた肩が上下に揺れていた。
剥き出しになった小降りの尻は、そこだけが日に焼けてはおらず、くっきりと白かった。

何しているんだろ?・・・
好奇心いっぱいのアタシは目を凝らす。
調度壁に取り付けられた鏡がその姿を写していた・・・

あ・・・・

全裸になり、棍棒のようになったモノを握り絞めていたのは・・・鷹間君だった。

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