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ドコにもいかないでね…
官能リレー小説 - 女性向け

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ドコにもいかないでね… 4

『ん…』
雛が声を上げた。こんなに大人びた表情を今までに見たことはなかった気がする。正直驚いた。
こういった行為をすることで雛があの頃を思い出したりしないようにしたかった。体を赤く染めて俺の腕を掴む。
「雛、かわいいよ。汚いなんて思わない。」
雛は顔を横に向けて目を伏せた。
『あんまり見ないでょ』そう言う彼女は恥ずかしいのかその睫は小刻みにふるえていた。
俺はその瞼にキスをしてやった。
健吾は今まで会った誰よりも優しく私に触れてくる。
『大丈夫?』
『…ん』
瞼にキスをされたのは初めて。こんなに優しい言葉をかけながら触れられたのは初めて。
彼は中指を私のそこへ当てる。
『ぅわ…。すげ…』
健吾はそう言って私を見る。恥ずかしいよ。誰でもこんなになる訳じゃないの。
彼は指を滑らせて敏感な部分を擦る。
『んぁ…っ』
今気付いた。彼は私が足を閉じないように自分の足に挟んでる。されるがまま…。
『んんっ…はぁ』
声が…どうしよう。
シーツを握りしめて耐えるけどもぅ限界…。
『気持ちいいの?雛?』いきなり覆いかぶさってきて上から見下ろされる。イきそうなんて言えない。また目を伏せてしまう。素直になりたいのに。



俺は雛に限界が近づいてるのに気付いていた。それなのに意地悪くじらしたりなんかして。
必死に声を我慢している姿に愛しさを覚えた。
『声…出していいよ。』ゆっくり擦ると突然雛は俺の腕にしがみついて体をのけぞらせた。
『ぃゃぁ…はっんん』

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