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逆レイプ調教〜許して……〜
官能リレー小説 - SM

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逆レイプ調教〜許して……〜 57

「そんなに私の話し方気になる?」
「普段無理している感じがしますね。垣間見える丁寧な言葉遣いがあるとそれを隠そうとしているようで。」
「ふうん。」
「そういうこと言われるのはお嫌いですか?」
「普段君がそうやって話すのが気になってるから・・・あんまり見上げられるようなきっかけって作りたくないのよね・・・だから・・・『お嬢様』っていう見方をされたくないのかな・・・・・・」
「なるほど。」
「貴方はそういうつもりじゃないかも知れないけど、私、常に見上げられてるように感じるのよ。」
「そうですか。」

食事を終えると愛さんが言った。
「今日は酷い目にあったわね。」
「そうですね。」
「あのさ・・・・・・今日うちに泊まって行かない?」
「いえ、それは流石に・・・・・・」
「そうよね・・・じゃあ明日の朝7時、うちに来て。玄関で待ってるから。」
「はい。」
「じゃあそろそろ出ようか。」
「ええ。会計してきますね。」
「5250円になります。」
「はい。」
「ありがとうございました。またお越しください。」
僕らは店を出た。
「バスはどのくらい待つのかしら・・・・・・」
「あ、もうすぐ来ますね。」
「バスって大体遅いのよね。」
「この辺は交通渋滞が少ないのでそれ程の事はないでしょう。」
「あ、本当だ。来た来た。」
プシュ〜
「愛さん整理券取らなくていいですよ。」
「え?」
「バス共通カード持ってますから。」
「そうなんだ。そういえばさっき払わないでここまで来たわ。」
「大丈夫です。『二人分』って言ってカードを通しました。」
「あの状況でしっかりしてるわね。」

「じゃあね。」
「あ、家まで送りますよ。」
「あ・・・ありがと。そう言ってくれて嬉しいわ。」
「そうですか?」
「だって・・・まだ怖い・・・」
「そう・・・・・・ですよね。」
「泊まっていってほしかったのはそういう事なの。」
「こういう時は何も考えない方が・・・ご家族もいらっしゃいますでしょうし・・・・・・」
「うん。ありがと。」
「いえ。お休みなさい。」
「お休み。」
パタン
僕はそれを見届け家に向かった。
「はぁ・・・愛さんに迷惑かけちゃったな・・・・・・」
独り言を呟きながら家に着いた。
「ただいま。」
「お帰り。夕飯は?」
「あ、食べてきちゃった。」
「そう。」
僕は手早く風呂を済ませ、1時間も机に向かわず眠りについた。

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