逆レイプ調教〜許して……〜 37
それから何度も射精させられ体のあちこちを弄られ、舐められ僕はいつしか気が遠くなっていった。
「ねえ、大丈夫?」
「・・・・・・んん・・・・・・」
「大丈夫?しっかりして。」
散々いたぶられた挙句、ぼろきれのように楽器庫に捨てられていた。その状況を福田さんから聞いて愛さんが助けてくれたと聞かされた。
「・・・・・・すいません・・・・・・今何時ですか?」
「もう7時半よ。立てる?」
「・・・・・・何とか・・・・・・」
「辛そうね。家まで送ってあげるわ。」
「いえ・・・大丈夫です。」
僕は何とか家に帰った。
「・・・・・・あ、メールが来てる。」
僕は携帯を開いた。
『お疲れ様。また楽しませてね。舞』
『愛ちゃんに伝えておいたわ。救出してもらえたかな?絵美菜』
ある意味予想通りの相手から予想通りの内容のメールであった。
「はぁ〜。」
僕は深いため息をついた。
ヴヴヴヴヴヴ
「またメール?」
『大丈夫だった?家に着いたらメール頂戴。愛。』
僕はすぐ返信した。
『お気遣いありがとうございます。無事に辿り着きました。』
いろいろな考えが頭の中をぐるぐる回っている。しかし、最終的には4つの選択肢にどれを選ぶかということに思い至る。可能性の高い順に言うと
・愛さんとの交際を続け、この状況を我慢する。
・愛さんとの交際を隠し、この状況を打破する。
・愛さんとの交際を続け、吹奏楽部を退部する。
そして最も可能性の低いものが
・愛さんとの交際をやめる。
である。
「まずは愛さんの気持ちも確かめないと・・・・・・」
僕はそう呟き今日は寝ることにした。
翌朝
「ん〜っ。朝だ。」
僕が部屋を出ると父親と鉢合わせになった。
「おはよう。顔色悪いぞ。」
「そう?」
すると母親が台所から出てきた。
「どうしたの?」
「僕の顔色悪い?」
「そう言えばそうね。どうしたのかしら?」
「悩み事で眠れないか?」
父親がかなり近いことを言った。ぎくりとした僕は
「そんなことないよ。」
とかわしておいた。
「まあ低血圧だからね。」
母親の助け舟がありがたかった。
朝食を済ませ身支度をする。
「まだ早いか。」
と呟くと
「早い分には困らないでしょ。こういう日に限って遅刻するわよ。」
と母に言われた。僕はそろそろ出る事にした。