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逆レイプ調教〜許して……〜
官能リレー小説 - SM

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逆レイプ調教〜許して……〜 20

「頭からインテンポで良いですか?」
「本番通りの速さってこと?」
「そうです。」
「そうね。一回やってみようか。」
「はい。では頭から練習記号D´までやってみましょう。」
僕はタクトを振った。
「良いですね。ここからだんだん勢いをつけて……ここで落とします。」
カ〜ンカカンカ〜ン
「この柔らかい感じを受け取ってクラリネットのメロディーです。」
ピロピ〜パララパ〜
「一度激しくなってドラムスのソロ。」
ドンドン、ダダン、ダダッダァ、ジャジャン
「はいストップです。」
「クラリネットがメロディーをしている時のシロフォンをもうちょっとはっきり出してみてください。それとチューバが全体を支える感じでやるともっと曲に厚みが出ると思います。」
「ふ〜ん。」
「了解。」
「OK。」
「じゃあもう一回頭から出来ますか?」
「いいよぉ。」
「できるできる。」
「大丈夫。」
「ではいきます。」

とりあえず最後まで一度通し終えると部長が言った。
「今日はこの辺でいいんじゃない?」
「そうね。じゃあ今日は終わりにしましょう。」
部員の全体的なレベルは高く、家に楽器を持ち帰り練習する部員も多いため活動中の練習は殆どが合奏や曲調である。しかし個人練習に使われるべき時間があの「ウォーミングアップ」に使われていることも否めない。僕はこれから如何すれば・・・・・・
「何考え込んでるの?」
「愛さんもう片づけ終わったんですか?」
「ええ。もう帰りましょ。」
「先輩方をお見送りしたほうが・・・・・・」
「いいわよ。施錠は芽衣がするから。」
「ではお先に失礼致します。」
「お疲れ様。」

「ねえ、まだ三日だけど吹奏楽部つらくない?」
「吹奏楽自体はそうでもないんですけど・・・・・・」
「その前のがね・・・・・・。でも流石に辞める訳にはいかないじゃない?」
「う〜ん・・・・・・愛さんがどうしてもと言うなら良いんじゃないですか?」
「そう?」
「それは愛さん本人が決めることですよ。」
「一緒にいる時間が減るけど?」
「そうですね・・・・・・それを考えても愛さんの意思を優先しますよ。」
「ふ〜ん。」
「如何ですか?やはり自分のことを一番知っているのは・・・・・・」
「私自身だもんね。」
「そういうことです。」
「あ、そろそろお別れね。じゃあ又明日。」
「はい。お疲れ様でした。」
「普通に喋れるようにしてね。バイバイ!」
愛さんは僕に指を差し一言そう言うと手を振って帰って行った。

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