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逆レイプ調教〜許して……〜
官能リレー小説 - SM

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逆レイプ調教〜許して……〜 13


「・・・・・・そうです、じゃなくてそうだね。ここは遠くから鐘が聞こえるような感じでグロッケンをたたけば。」
「指揮者としてここはどういう表現に?」
「う〜ん・・・そこを悩んでいまして・・・」
「又敬語!」
「あ・・・」
「良いわよ。続けて。」
「この辺は流れるような感じでいいかと。」
「そう。私これでもピアノは弾けるの。だから音楽の基礎的なことは分かるつもり。だからちょっと今言ったように弾いてみるわね。」
「僕もピアノは出来ます、いや出来るから手伝います。」
「そう・・・・・・。敬語使わないように努力してるみたいだけど逆に不自然ね。」
「そうですね・・・あ、また・・・」
コンコン
「入るわよ〜。」
「あ、ママだ。良いわよ。」
「ケーキ持ってきたわ。足崩して下さっていいですよ。正座されてるとお辛いでしょう?」
「そこまで気を遣わせてしまって・・・・・・」
「あらあら。」
「彼女の家で気を遣う君の方がどうかと思うわよ。」
「『彼女』?まあまあ不釣合いな娘でごめんなさいね。」
「そんな、僕なんかと付き合っていただいて・・・・・・」
「ちょっとママ!!せっかく慣れてきたのにこんなに硬くなっちゃったじゃない。」
「ほほほほ。邪魔者は退散いたしますわ。」
ガチャ、パタン
「全く・・・・・・。あんなママでごめんね。」
「いえ、別に困ることは・・・・・・」
「そう。良かった。紅茶が冷めないうちにいただきましょう。」
僕はふと可笑しくなって笑みがこぼれた。
「どうしたの?何か可笑しい事言ったかしら?」
「あのお母様の言葉にやっぱり似てますね。『いただきましょう』って。」
「あら?そんな事言ったかしら。」
「今の『あら?』って言うのもそうですよ。」
「もうっ、今までの仕返し?」
「そんなつもりはないですよ。折角のお勧めですしいただきますね。」
「お紅茶にミルクとお砂糖は?」
「あ、有り難くいただきます。」
「そう。私甘党だからケーキのときもお砂糖入れるの。ここで『いいえ』って言われなくて良かったわ。」
「そうですか。」
「ねえ、そんな作法に従った混ぜ方してもお砂糖は溶けないわよ。」
「温かい紅茶ですから大丈夫かと・・・・・・それに音も出ますし・・・・・・」
「そう?私はそういうの気にしないからいいわよ」
「あ、こんな高級なケーキ・・・・・・」
「そんなに褒めないの。それに多分ママもお客様だと思って見え張ってるのよ。」
「あ・・・・・・気を遣わせてしまいましたか・・・・・・」
「すぐそういうことを言う。もっと楽にして良いのよ。」

ケーキをいただき終えると話はまた部活のことに。
「さっきのところピアノでやってみるわね。」
タァータタッター
「まだ鋭すぎますね。」
「こうかしら?」
タァ〜タタ タ〜
「良いですね。」

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