「ああっ！」
熱く硬い牡の肉棒が、少女の処女を割りながら、中へ中へとえぐり込んでくる。
敏感な膣内に異物が入ってくる初めての感覚に、美咲は堪らない窮屈さを感じていた。
「い、一之瀬さんっ・・・わ、私・・・っ！」
美咲は無意識に逃げようとするが、肩を掴まれているためそれも叶わない。
次の瞬間、彼女の体の奥で何かが弾けたような感覚と共に、電気を流されたように灼熱感を伴う激痛が身体の芯を駆け巡り、脳天まで突き抜ける。
見ると二人の結合部からは、処女を失った証である破瓜の血が流れ出している。
「ああああああああああっ！っ、んくぅ！？ん・・・んっ・・・んむ・・・んふぅ・・・」
処女喪失の痛みに悲鳴を上げる美咲の唇を一之瀬の唇が優しく塞ぐ。
破瓜の痛みによって下半身は引き裂かれたように痛むのに、濃密なディープキスの快感がその痛みを巧みに紛らわす。
一之瀬の巧みな舌使いに身を任せながら、美咲は処女を奪われた痛みと衝撃が去るのを待ち続けた。
「はぁはぁ・・・」
「おめでとう美咲。これで君は女になったんだ」
（ほ、ホントにしちゃったんだ・・・）
結合の衝撃が一段落すると、美咲の胸の中に処女を喪失した事への感慨が滲んでくる。
それが嬉しいのか、悲しいのか、そんな基本的な気持ちさえ自分の事なのに良く分からない。
「っくぅ・・・ふぁ、一之瀬さんのが・・・んん、私の中に・・・」
「そろそろ、動き始めるよ」
「あ、あの、私・・・っくひぃい！」
止める間も無く一之瀬は少女に覆い被さったまま腰を引き、改めて肉棒を突き入れる。
身体の内側を牡の肉棒がゆっくりと擦っていくその感触に、美咲の瞳の奥でバチバチと火花が白く瞬く。
頭から遠く離れた股間での行為にも関わらず、まるで脳の中を掻き混ぜられているような感覚だ。
「い、一之瀬さん！・・・い、痛いよ・・・お願い・・・優しくして・・・んん！」
泣き声を封じるように一之瀬は唇で少女の口を塞ぐ。
それだけで美咲の処女喪失の痛みは、身体の火照りと絡み合い、鮮烈な性の官能へと変化する。
「大丈夫。すぐに気持ち良くなるよ」
「は、はい・・・」
長年憧れていた年上の男性に優しくそう言われ、根が素直な美咲は小さく顎を引いてしまう。
「そのままジッとしていろ。ソファーから落ちたら危ないからね」
一之瀬は少女の身体を逃さないよう覆い被さるようにしていた上半身を起こす。
直後、腰から下腹にかかっていた圧力が軽減され、美咲の唇から「はぁ」と甘い吐息が漏れた。
（やっぱり、一之瀬さんは優しい人なんだ・・・）
初体験の官能に陶然となっている少女は、ただ体位を変えただけなのに、それを自分への気遣いだと錯覚してしまう。
いつの間にか破瓜の痛みは薄れており、初めは違和感のあった膣内の肉棒の感触にも慣れ、今では逆に優しく見守られているような安心感を覚えていた。
「い、一之瀬さん・・・ふぁはああぁ・・・」
甘く喘ぐ少女の陶然とした表情に、一之瀬は口の端を吊り上げる。
「どうだ気持ち良いか？」
その問いに美咲は無言で小さくコクンと頷く。
「じゃあ、続けるぞ」
一之瀬は美咲の両太腿を抱えると、両脚を肩に乗せ改めて腰を前後させ始める。
革張りのソファーがギシギシと軋み、初めはゆっくりだった一之瀬の動きが少しずつ激しさを増していく。
破瓜の血の混じった愛液でヌルヌルとぬかるむ少女の蜜壷は、まるで男の肉棒を自ら飲み込むように内への煽動を繰り返す。
（す、凄い！・・・これがセックスなんだ・・・）
すでに処女喪失の痛みは殆ど消え去り、朦朧とした意識の中、まるで頭の中を官能で焼かれるように性の快感だけが異様に高まっていく。