PiPi's World 投稿小説

健康診断
官能リレー小説 - SM

の最初へ
 3
 5
の最後へ

健康診断 5

「中島さ〜ん」
来た!心臓がパクパクする。保健の先生と昨日の坂田という看護婦さんが出てきてこっちに近づいてきた。
「中島さん、看護婦さんが迎えに来てくれたから、彼女と一緒に松本産婦人科へ行って検査を受けてきてね。」
保健の先生の言葉に私は(えっ?)となった。
「え?先生、学校で検査するんじゃないんですか?」
「あら、聞いてなかった?精密検査は病院で受けるのよ。今日はもう学校には戻って来なくていいから、よく調べて頂きなさい。」
「さ、行きましょう中島さん。先生が待ってるわ。あなたのために今日の午後は休診にしたのよ。」
坂田という看護婦に促されて私は仕方なく歩き出した。午後の診療を休診にしたなんて、そんなに大掛かりな検査なんだろうか。私はますます怖くなった。
看護婦さんの車はピンク色のヴィ〇ツだった。
「乗って」と言われ私は助手席に座った。
「10分くらいで着くからね。緊張してる?」
「はい…」
「まだ16歳だものね。無理もないわ。でも、松本先生は腕は確かだから。心配しないで。ちょっと恥ずかしいかも知れないけど、すごく痛いこととかはないからね。」
看護婦さんが優しくてちょっとだけ安心した。

「着いたわよ」
昔から建っている感じの古びた小さな病院だった。車から降りたものの、足がすくんで動けない。
「入って。」
坂田さんに腕を引っ張られて、私は渋々中へ入った。
「やあ。今日は逃げなかったんだね。」
昨日の先生が入り口の所で待っていた。
「早速だけど、これに着替えて。パンツもブラジャーも全部脱いでね。そこに更衣室があるから。」
よくレントゲン撮影の時に着せられるような前開きの検査着を手渡された。
「さあさあ」
坂田さんに背中を押されて重い足取りで更衣室へ向かった。
「着替えるの手伝おうか?」
先生に声をかけられて
「結構です!!」と思い切り顔をしかめて返事をした。(なんなのあの医者?変態!)
怒りに任せてパッパと着替え更衣室を出ると、先生がニコニコしながら待ち構えていた。もしかして先生の策略にはめられた?
「こちらへどうぞ」
診察室へ通された。

SNSでこの小説を紹介

SMの他のリレー小説

こちらから小説を探す