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借金取りの息子
官能リレー小説 - SM

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借金取りの息子 33

「それじゃあ会員の方々に挨拶して来るか!」
山口はそう言うと彼女たちを引き連れ、パーティー会場へと入って行った。

「やあ!勉くんじゃないか!」
「牧原先生ご無沙汰しております!!」
山口はまず四十歳ほどの貫録のある紳士に声を掛けた。
「久しぶりだね!お父上と隆一くんは元気にしているかな?」
「ハイ!元気過ぎる程ですよ!兄なんて先週また新しい奴隷を手に入れたんですよ!!」
「ハハハハハ!!!彼は相変わらずだね!隆一くんが学校の教師に成るなんて、何を似合わない事をと思ったのだが、案外天職だったのかもな!!・・・いや羨ましい!私も先日新しく奴隷を手に入れたのだが、一度で良いから無垢なディーンエンジャーを奴隷に調教したいよ」
男は傍らに立つ清楚な顔立ちの女性に目を向ける。ただし、全裸で乳首にピアスを付け、秘所にバイブを挿入された彼女の姿が、その印象を百八十度裏切っている。
「あ、浅野香織と申します・・・よろしくお願いします・・・」
奴隷に成ってまだ日が浅いのだろう。彼女は羞恥で全身を真っ赤にしながらも、主人に教えられた通り、体を一切隠すことなく、山口に挨拶する。
「ああこれはご丁寧に。いや!先生が羨ましい!清楚な顔立ちと豊かで卑猥な肉体のギャップが魅力的な女性ですね!そうだ!挨拶が遅れました!・・・この四人が私が初めて一から調教したペットで・・・オイ!」
山口の合図に彼の四人の奴隷たちは、完璧な礼儀作法で頭を下げ、挨拶をする。
「間島加奈子(マジマ カナコ)と申します」
「間島恵(マジマ メグミ)です!ご主人様には、何時も奴隷として可愛がってもらっています!!」
「九条沙希(クジョウ サキ)です。ご主人様に毎晩のように犯されて立派な肉便器になれました!!こんな気持ちのイイ事を教えてもらえて沙希は幸せです!キャハ!!」
「九条沙織(クジョウ サオリ)です・・・」
彼女たちの名前に男は何かを察したようだ。
「間島と九条?勉くん、彼女たちの苗字が同じようだがまさか!?」
男の疑問に山口は得意気に答える。
「ハイ!こっちの二人は姉妹で、こっちの二人は母娘です!!」
「な!なんと!やはりか!!・・・イヤハヤ隆一くんも調教に関しては天才だったが、君はあるいはその上をいくかも知れん!さすがは往年の天才調教師といわれた山口組組長の息子だ!!」
「お褒めいただき光栄です!!」
「はあ・・・いや羨ましい・・・私も一度母娘や姉妹を同時に犯してみたいものだ・・・勉くん!もしその奴隷たちに飽きたら、彼女たちを是非セットで売ってくれたまえ!!定価の三倍出そう!!」
男のこの言葉に奴隷たちは不安気な表情を浮かべるが、山口は苦笑してサラリと受け流す。
「そうですね・・・まあ彼女たちはお気に入りですので、定価の一万倍なら考えましょう」
この言葉に男も苦笑した。
その後二人はしばらく世間話をした後。次の挨拶が有ると言って別れた。
その後も山口は何人もの男たちと顔を繋いでいった。
(このパーティーの客は、複数の女を奴隷に出来るだけの権力と財力を持った人間バカリだからな・・・ここで顔を繋いでおけば将来役に立つだろう)
山口の考えた通り、このパーティーの客たちは、有力な暴力団の組長や悪徳政治家。大企業の社長や高級官僚などいわば、日本の闇社会の有力者たちである。
(クククク・・・何れは親父から山口組組長の座を奪い取ってやる・・・だが、俺にとってはそのような事は、しょせん通過点に過ぎん!そうさ!二十年後か、三十年後!この俺様がこの国の闇社会のトップに君臨してやるぜ!!)
山口が内心そう考えている間にも、夜は更けパーティーは盛り上がっていった。
『ご歓談中のところ誠に失礼いたします!そろそろ余興を始めさせていただきますので、皆様ご着席下さいますようお願い申し上げます!』
その放送を合図に、自らの奴隷たちを従えた主人たちは、予め人数分運び込まれていた一人がけ用のソファーに腰を沈めた。
『さて!本日最初の余興は、山口勉様による。奴隷の公開剃毛でございます!皆様拍手でお迎え下さい!!』

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その放送と共に山口と三人の牝奴隷が壇上に上がると、会場中から拍手が巻き起こる。
『山口勉様は我が関東奴隷調教クラブの名誉会長で有らせられる山口会長のご子息であり、同じく会員である兄隆一様同様言わば調教師のサラブレットであります!そこで今回特例として山口勉様は、未成年では有りますが、当会の会員として迎え入れる事に成りました!』

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