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借金取りの息子
官能リレー小説 - SM

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借金取りの息子 28

「はあ、はあ、はあ、はあ・・・」
凌辱者の唇がようやく離れると、沙織は呆けたような表情で荒い息をつきながら、口の端からどちらのものとは分からぬ唾液を滴らせる。
「くくく・・・随分と感じやすいんだな奥さん!死んだ旦那もさぞかし毎晩お楽しみだったでしょうねえ?」
沙織のその様子に山口は下劣な冗談で、彼女と死んだ夫を嘲笑う。
「ち、違います!感じてなんかいません。それにあの人はこんな乱暴にしませんでした・・・」
沙織は山口のその言葉に、力なく首を横に振り、同時に彼女の瞳からは、屈辱の涙がこぼれる。
(ああ・・・ごめんなさいアナタ・・・無理やりとはいえ他の男性に唇を許してしまいました・・・)
しかし、夫への愛情とは裏腹に、久々に男に求められた牝の肉体は、長年の餓えも手伝って、この凌辱に快感を感じていた。
「へえ?これ程極上の肉体を手に入れて置きながら、何もしないとは、よっぽどの玉無し野郎だったんだな!!くくく・・・良いぜ!じゃあ死んだ旦那様の代わりに、この俺様が未亡人を仕込んでやるよ!!」
「あっ・・あっ・・いゃ・・だ、だめ・・これ以上は・・。あっ。」
「たまんねぇぜ。この体は!!」
山口は沙織の熟れた肉体に更なる暴虐を行った。
沙織の巨大な乳房を根元から絞り上げ、その先端の突起を玩ぶ。
「ひやぁぁぁぁぁ」
彼の指が乳首を軽く捻ると、部屋中に隠しようの無い沙織の喜悦を含んだ高い悲鳴が響きわたる。
(わっ私の胸がこんな男のおもちゃされるなんてっ!・・・し、しかも、私感じてるの?)
山口は時に沙織の胸の先端をつまんでいじり、左右に引っ張り、そして指で弾く、その度に彼女の唇からは切なげな息が漏れ、快楽の呻きがあがる。
「やめて、止めてください、どうしてこんな辱めを受けなければいけないの!お願い誰か助けてぇ!!」
だが、山口にとって女の叫びは、この凌辱に彩りを添え欲望をより強くするだけだ。

「くくく・・・そろそろ限界か?それじゃあお前の胸の先端を味わうとしよう・・あむ」
「ふ、あっ、あ、いやぁぁぁぁぁぁ」
沙織は山口の唇に乳首を捕らえられた瞬間それまでギリギリの境界で踏みとどまっていた理性が一気に崩壊し、沙織は夫を事故で失って以来久方ぶりの絶頂を迎えた。
「くくく、淫乱な女だ!まさか胸だけで極まるとはな・・・」
「ち、違います。そんな事有りません、あ、ま、また」
沙織は涙を目の端に浮かべながら、必死の表情で否定するが、山口の指が余韻覚めやらぬ乳房の上で蠢きだすと、再び泣き声をあげはじめる。
(ち、違う!違うわ!私感じてなんかいない!アナタ・・・どうか信じて下さい・・・)
沙織は心の中で愛する夫の幻影に必死で縋りつく。
だが、残念な事に沙織の肉体は山口の暴虐の前に成すすべなく屈してしまう。
「くくく・・・オイ!淫乱女・・・胸だけで逝った気分はどうだい?」
「しっ失礼な!こ、こんな非道な目にあって、達っするわけなんかありません!!」
肉体は完全に屈したにも関わらず、心はまだ折れていないと宣言するように、沙織は山口を睨みつける。
「ほう」
「あはぁぁぁ」
(も、もう触れないで)
その言葉に笑みを浮かべながら、山口は彼女の胸に更なる暴虐を加える。

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