「あの子たちがあんなに楽しんでいるのを見たら、見てるだけでは我慢できませんわ」
「美咲さんも加わればいいんですよ。普段だってそうなんでしょう？」
「ふふっ」
私の言葉に美咲さんは微笑みはぐらかした。まんざらでもないんだろう。

「いきますね、舞さん」
ペ○スバンドの先端が私の中に侵入してくる。
「んぅぅ、んああああっ…」

最近のディルドは形状も色々とあって充分に快感を得れる。
私もいくつか持っているし、愛用してるものもある。
時には本物以上の快感を与えてくれる代物だが、これに無いのは臨場感・・・
実物の男でぺ◯スがデカくても下手糞なら興醒めするのと同様に、単調な快感は飽きてしまうのだ。

そう言う意味で言うと美咲さんはやり慣れている。
これが初めてでないのは雰囲気で分かっていたが、挿入されて相当やり込んでいるのが分かった。
腰の動きも丹念で、快感だけでなく雰囲気を作り出すのも上手だった。

「ああっ、凄いっ、美咲さんっ！美咲さんっ！」

なので私もただ身を任せて楽しむ。
こう言う上手い人とやるレズセックスなら大歓迎だ。

私の向こうでは蜜樹と綾子の悲鳴のような歓喜の声がしていた。
彰浩くんや弟君達も体力が無尽蔵なような動きをしているから、もうこれは私達はヤリ倒されるのだろう。
大当たりの旅行だったなと、内心大喜びしながら快楽に身を任せた。


結局私たちはお互いとっかえひっかえされ、代わりばんこに犯され、最後は美咲さんが3兄弟に犯されるのを見届け、日が暮れるまで性の宴を楽しんだ。

「また皆さんと会う機会があれば」
「はい、ぜひ」
美咲さんとは連絡先を交換して別れた。


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

あの旅行から2週間ほど経った。
ちょっと羽目を外した後は大人しく、普通に何事もない生活を送ることにしている。

私、草薙綾子は、モデルやグラビアの仕事をしている21歳。
そして現役の女子大生であり、さらに愛する夫に尽くす妻、可愛い娘を育てる母親…いくつもの顔を持っている。
よく大変だねなんて言われるけど、私としてはどれもただ普通にこなすだけ。
周りの人の協力支援もあって全部続けていられる。

お仕事のないときは大学に行ってマジメに講義を聞く。
スタジオでの撮影やテレビ番組の収録があるときは、途中に抜け出すこともある。
屋外での撮影やロケもある。
雑誌のグラビアとか、皆さん楽しみにしておられるのでは。
そのために、日々の努力は欠かさない。
その中で一応、歳相応の普通の女の子らしい生活だって送っているのだ。

少ない時間の中でも親友とも遊ぶ。
背が高くてお姉さんな雰囲気の天野舞とギャルな雰囲気で可愛い雨音蜜樹はそんな大親友。
彼女達も私と同じグラドルにしてママでもある。
そして似たような趣味と性癖を持つ仲間でもあった。

今日はまた３人で個室居酒屋に集まって近況報告を兼ねた女子会。
有名人が旦那の私や舞、資産家の旦那持ちの蜜樹も含めてスキャンダルは厳禁。
なので行動には注意してこう言う個室を選ぶ事が多い。
まあ、３人で集まれば人には言えない話が沢山あるからと言うのもあった。

「へーえ・・・舞の旦那とねぇ・・・」

蜜樹の話を聞きながら舞の旦那を思い浮かべる。
確かプロ野球でも若手で有名なスラッガーだとか。
私の旦那も名前は知ってたぐらいだ。

「舞と舞ママが子供のお散歩してる時にお邪魔したらね・・・もうヤル気満々でさ」
「でしょ？！性欲の塊だもんね！」

舞も蜜樹と笑っている。
つまり舞の旦那と蜜樹が浮気セックスしたと言う話なのだが、私達にとっては笑い話でしかない。