PiPi's World 投稿小説

欲望に散る華
官能リレー小説 - アイドル/芸能人

の最初へ
 4
 6
の最後へ

欲望に散る華 6

制服の上からでも爆乳のシルエットはくっきりと映る。一目見ただけだと高校生か、成人女性のコスプレのようにも思えてしまうような成長ぶりだ。

やがてバスが莉音の目の前で止まり、彼女はそれに乗り込む。撮影の仕事に向かうスタジオは、バスに揺られて30分くらいで着く場所にある。

(今日はお客さん多いなぁ)

いつもの時間ならこんなことはない、莉音はそう感じる。
それもそのはず…この車内は莉音を付け狙う「ハンター」が多数乗車していたのだから。

くたびれたスーツ姿の中年男、リュックを背負ったオタク風の青年、薄着に鍛えた肉体を包むマッチョ、いずれもこの爆乳中学生グラドルをターゲットにしていた。
恐るべきは、このバスを運転する男もその1人であるからだ。

「椎名だ…本当にこのバスに乗って行くのか…」

車内の集団の中で浮いた存在の少年が1人。
莉音の同級生である彼も計画に参加していたのだ。

「あの乳、たまんねえ…制服着てるのにあんな目立つってあり得ないだろ…」

あどけない顔の少年も、心の中にどす黒い欲望を持ち始める。
通学路が、通学方法が同じだった彼は、同じクラスになったのを機に椎名莉音を強く意識するようになった。
毎日のように椎名莉音を思って自らを慰めた。
その欲望の対象に、今手が届くかもしれない。

「待ってろ少年。今日は君に花を持たせてやる」

隣に立っていた大柄な男が少年に言う。
彼は和地萌佳、高浜あゆを犯した「ハンター」だ。


バスがゆっくりと発進する。
入り口のドア近くにたった莉音だが、その周りに数人の男が移動し驚いた莉音はパッと身を引いて車内後ろの方に動かざるを得なくなる。これも集団の作戦だった。

(なんか変…)

そう気づいた時にはもう遅い。
莉音はハンター集団に囲まれていた。

「あの、ちょっと…」
莉音は何とかしてこの密集地帯から抜けようと試みる。
しかし彼女を取り囲む男たちは一向に動こうとしない。
むしろ莉音の身体を触ろうと密着度を強めようとしている。

「やっ、いや…」
その手が足、太腿、お尻に伸びる。
(痴漢?こんなにたくさん?何で??)
莉音は混乱する。

SNSでこの小説を紹介

アイドル/芸能人の他のリレー小説

こちらから小説を探す