PiPi's World 投稿小説

事務所社長が
官能リレー小説 - アイドル/芸能人

の最初へ
 0
 2
の最後へ

事務所社長が 2

「一緒にいることはあるけど、仕事のときは別々だな。ギャラが違うとかで」
「やっぱり、納野君だけ貧乏くじじゃない」
「だからさ、永木さんが今度の仕事一緒にしてくれないかな」
永木の気持ちは俺も知ってるし、滝口も安い仕事ができる女子がいるのは悪い気はしないはずだ。ライソで滝口に連絡する。
使えそうなちょろい女と書いたのですぐ了承された。永木に対しては滝口に許可をもらったとは言わない。
「いいけど、明日ってわけじゃないでしょ?まず打ち合わせしましょ」
「そうだね」
永木を連れて放課後の校舎を進むと、小会議室の表札が目についた。
扉を開けて中に入ると、部屋を借りてくれた委員長が文庫本を閉じてこちらに視線を向けてきた。
「よう、待たせてしまったか?」
「急に連絡が来た時はびっくりしたけど、納野君の頼みは聞くっていったものね。ちょっとくらい待つのも、悪くはなかったわ」
あとから入ってきた永木は委員長が居たことに驚いたようだが、すぐにいつもの人懐っこい笑みを浮かべていた。
「あれっ、いいんちょも呼ばれたんだ! 納野君を滝口さんの魔の手から救うためかな?」
「ふふっ、そんなところね。素人二人と若手で安い仕事を回せば、納野君の名前も売れるだろうしね」
この二人は俺に好意を持ってる者同士だが、それ以上に滝口が気に食わないから呉越同舟状態で休戦中なのだ。
巨乳でスタイルも良い優等生タイプと、明るくてお洒落さんな女友達タイプ。
素人ながらアピールポイントが分かりやすい二人であり、俺のために色々と頑張ってくれそうだから使いやすい。
滝口も高嶺の花で良い女ではあるが、扱い辛いのでいつまでも振り回されたくは無いからな。
個人で太刀打ちできないなら、セットで売り込んでいくとしますかね。

「それじゃあ、二人に頼みたい仕事について説明する。いわゆるネットのニュース動画放送なんだけど、真面目な感じじゃなくて、みんなでワイワイ話し合う感じかな?」
三人で向かい合うようにテーブルに座ると、カバンの中から企画書を取り出す。
マイナーな放送局の新番組の仕事なんだが、放送枠は深夜の場繋ぎ的な時間帯だし内容も地味だ。
俺みたいな半分素人やバラドルもどきに芸人なんかが声を掛けられているんだが、ちょうど良いから利用させてもらうことにする。
「そんなに人を集める予算も無いみたいだからね、三人で回すことになると思うよ? 若い子たちが最近のニュースをテーマにだらだらしゃべる感じで、二人には俺の横を彩る華を頼みたいんだ」
下手に芸能界に染まってる連中やむさ苦しい芸人崩れ相手なら十分に対抗できる見た目だし、チームワークも悪くはない自信がある。
無理に笑いを取ろうとしたり、わざとらしいアピールも必要ない。
そこそこの容姿の若者が、それなりに真面目に話し合い、仲の良い感じでキャッキャすれば興味は引けるはずだ。
俺の計画を聞かせると、二人とも笑顔で賛成してくれた。
自分の役割も理解していて、俺のために頑張ると張り切っている。

小会議室の鍵を職員室に返すと、親睦を深めるためにカラオケに行こうと提案した。
俺に誘われたのが嬉しいのか二つ返事で了承の意を示した二人の後ろで、俺は悪人染みた笑みを口許に浮かべる。
「此処なら信用できるから、変な噂にはならないよ」
業界人がよく使う店に案内すると、アイコンタクトで目的を伝えた受付から部屋の鍵を受け取る。
実は女を連れ込んで楽しむための店で、防音設備が優秀なだけでなく中が覗けなくなっていて、勝手に店員が入ってくることも無い。
「なんか普通のカラオケの部屋と少し違うわね……これも芸能人のためだからなの?」
「あぁ、そうだよ。顔を不必要に見られたくない場合もあるし、リラックスして楽しめるだろう?」
三人分の飲み物がドアの小窓から届けられると、永木と委員長に渡し乾杯の音頭を取った。
この飲み物にも仕掛けがあり、女たちの方には分からないくらいのアルコールと吸収を助ける薬、ちょっとした興奮剤が混ぜられている。
二人が警戒することなく飲むのを見届けると、酒の混ざった自分の分に口をつける。
気分が良くなったのか楽しそうな声をあげてはしゃぎだした頃、両隣に座る彼女らの肩に腕をまわして抱き寄せた。
「……あらっ? 珍しいわねぇ、ふふっ。納野君が私に手を出してくれるなんて、ねっ?」
「あははっ! そうよねぇ……納野君ってば、いくらアピールしてもさぁ、一線越えてはくれないんだもの。ねぇっ?」
「はははっ、そうだったかもね。だけどこれからは共に闘う仲間だから、ついつい気を許してしまったのかも、ね?」
嬉しそうに擦り寄ってくる少女たちに笑みを向け、ゆっくりと服の裾から手を差し込むと、胸や太股を揉んでいった。
口では嫌がる素振りを見せながらも、まんざらでもなさそうに逃げたりはしない。
委員長の巨乳を鷲づかんで堪能したり、鈴のムッチリした太股に手を挟んで遊んだ。
薦めるままに数杯の特性ドリンクを飲み干した頃には、蕩けた笑みを浮かべ積極的に体を触らせるほどになっていた。
「翔太君もやっぱり、大きなオッパイが好きなんだぁ。いいよ? 満足してくれるまで触らせてあ・げ・る! えへへっ」

SNSでこの小説を紹介

アイドル/芸能人の他のリレー小説

こちらから小説を探す