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カラダを売りにして逆襲を図る少女
官能リレー小説 - アイドル/芸能人

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カラダを売りにして逆襲を図る少女 3

こうしてまともな恋愛とかを体験する機会も無かったせいか、今でも凛は好きな男性のイメージが描けずにいる。
じゃあレズなのかと言えば、そう言う訳でも無いが性欲だけはきちんとある。
なのでオナニーは男子にしろ女子にしろ誰かと何かするイメージを浮かばせず、ただただ習慣のように無心で快楽に身を任せてやっている訳だ。

「はあ、いいっ、これっ、いいっ!」

クチュクチュと割れ目を指でかき回す。
人前では自制しているが、何もしていないと自然と股間に手が伸びる程にまでなっている。
でも男子や女子とエッチがしたいと言う気にはなれない。
本人もそんな自分は生粋のオナニストだと思っている節があった。

ふとそんな時に凛の脳裏に百合の事が浮かぶ。
百合もグラビアのスカウトが来るぐらいのスタイルと顔なのだが断っていると聞いている。
だが、積極的にビキニになっているぐらいだから凛と同じく身体を見せたい願望は高い方だろう。
だが、その方法としてグラビアを選ばない所は凛と同じ。
いや、何か同類だなと凛も薄々感じているものがあった。


ある日、放課後の教室で凛と百合は校庭を見ながらちょっとセンチメンタルな空気に浸る。

「そんな顔、なんか凛らしくない」
「いや、次の動画のネタを考えててさ、いろいろ百合のこともちょっと考えちゃって」
「ふふ、どういうこと?」
「コメントに、普通にグラビアアイドルになっちゃえばいいのに、って来てて。私はイマイチそんな気にはなれないんだよね。百合だってスカウトを断ってきてるわけだし」
「まあね」

「私は、ピアノやってる真帆と何かやろうかってずっと考えてるんだけど、凛もどう?」
「いっそバンド組むかアイドルになるかって感じだね」

凛としてはグラビアやAVとか地下アイドルとかやる気は無い。
でもバンド活動なら抵抗は全く無い。
それに百合とセッションしてみて楽しいと思ったのもあるし、このまま続けてもいいと考えていたのもあった。

「真帆ちゃんは大丈夫なの?」
「うん、まだ詳しく話してないけど大丈夫よ」

百合がそう言うなら問題無いのだろう。
お嬢様学校だけにピアノ弾ける生徒はかなり多いし、凛や百合も最初の楽器はピアノだった。
そんなピアノが弾ける生徒が多い中で、あえて真帆を指名したのは百合に匹敵する見事に大きなおっぱいだからな気はする。

「真帆ちゃんがOKだったとしても、問題はベースね・・・」

凛が眉を寄せる。
バンド活動最大の障害とも言えるのが、ドラムやベースと言ったリズム帯経験者が少ないと言う事だ。
逆にギターやヴォーカルは不必要な程多い。

「真帆はメタル系が大好きだから、ツテがあるかもしれない」
「あら意外な趣味ね」

凛も真帆と違うクラスながら何度か顔は合わせているが、彼女は和風のお嬢様と言った感じでとてもそんな趣味があるタイプに見えなかった。



「どうかなぁ、私たちバンドやろうと思ってるんだけど…」
「うん、面白そう!凛ちゃんとやれるなんて思わなかったぁ」
凛の提案に津幡真帆は笑顔でOKする。
おしとやかなお嬢様だけど趣味といいちょっとヤンチャしてみたい願望があったようですぐに意気投合できた。

「真帆ちゃん、ベースできる人って知り合いにいない?」
「それなら穂奈美先輩にお願いしてみようかな」

佐谷穂奈美はよく真帆と一緒にいる先輩で、ほんわかとした家庭的な感じの印象が凛にはあった。
いいお母さんになりそうな雰囲気で、胸は凛より大きいかもしれない。
ただベースを弾けそうなイメージは無かった。

「先輩とは音楽の趣味が一緒なの」
「それはまたまた意外よね」

メタル系が好きな真帆と穂乃果。
2人の見た目や雰囲気からは考えられない。
でも、好都合かもしれない。

「じゃあ、お願いしてみようね」
「そうね、先輩に聞いてみる」

穂奈美と連絡を取る真帆。
即答でOKが出たので、全員で一度会って音合わせしてみようと言う事になったのだ。

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