紛れも無くそれは自分が発しているのだと思うと、恥ずかしさで身を竦めてしまう…

「大丈夫…僕だって同じですから…」
信行さんに手を取られ、その硬直を握らされる…

「僕だって先走りでこんなになっているんです…」
重ねた手でソレを扱く信行さん…
ソコからは凜子に負けないぐらいのクチョクチョとした厭らしい音が響く…

「ああんっ、凄い、信行さんの凄く元気ですね」
「全く困ったものです…」
それがガツガツ曜子さんを抉りまくっていたのなら、さぞキツかったろう。

私は別に大丈夫。
激しくされるのも好きだから…

胸を揉まれながら身を信行さんの方に向ける。
唇を重ねるとすぐに濃厚なキスが始まる。

こうやってキスをするのさえ元カレの剛と別れて以来…
もう何年も前のことだけど、強欲だった剛に教え込まれた女の欲望を、凜子は今だ忘れてはいなかった。

凜子は自分から進んで信行の口内に舌を差し込み、歯の裏から裏口までに舌を走らせる…
それに応えるように信行も口を大きく開き、時折舌を絡めてくれる…

これが、待ち望んでいた快感。
信行さんの手は私の胸を揉んで、乳首を摘んで転がす。
身体はゾクゾク震えだす。

「あはっ、はぁはぁ、ああんっ」
キスで塞がれていた唇を離す。
「いい、もっと、もっと…」
信行さんの指は私の割れ目を沿って、愛液を掻き分けながら押し入ってくる…

「あ、ああんっ！ああああ〜〜ん！」

一人よがりにはなってはいけないと、凜子も手にしていた信行さんのモノを弄る…
これも久しぶりの感触…
熱かった温泉のせいか、伸びきった玉袋までにも手を伸ばし、その中の双玉を手の平で転がす…

「凜子さんは男の悦ぶ箇所をよく知っておられる…それを教えた男に、僕は嫉妬を覚えますよ…」