地下アイドル百花繚乱。 2
選ばれしファンたちは、それぞれにお気に入りの美少女を選び、ステージ裏のさらに奥の部屋を目指す…
「ここは…」
そのファンの一人、堀江悠樹は今回、初めてこの特典に当選した。
ごくごく普通の20歳の大学生だ。
「VIPルームですわ。ここで私たちが、皆様に御奉仕致しますの」
相手に選んだのは、先程から惜しげもなくその抜群のボディを晒していたお嬢様系アイドル・望月真奈美だ。
たわわに実る2つの果実を隠そうともしない。
今は悠樹と2人きりだからわかるが、大人数の男たちがいた先程でもまったく同じなのだ。
「どうしましたか?まだボーっとしてますわよ」
「いやぁ、正直、どうすればいいのかわからなくて」
「あなたの好きにしてくださればいいのです…あなたは私を選んでくれたのですから」
真奈美はそう言って悠樹に微笑みかける。
悠樹はますます緊張し、それと同時に下半身が何か熱く、立ち上ってくるものを感じる。
「ふふ、ちょっと刺激が強すぎました?」
真奈美はとある名家のお嬢様と聞いたことがある。
そんな存在がどうして地下アイドルのグループにいるのか、悠樹のみならずともファンは疑問を抱いていた。
真奈美はまだ戸惑いの顔を隠さない悠樹に近寄り、そっと肩を抱いて、顔を近づけ
「今は私を恋人だと思ってください」
そう囁き、悠樹と唇を重ねる。
「……!!」
柔らかい感触。
肌が密着し、その豊か過ぎる乳房も悠樹に押し付けられた。
「構いません、あなたは私の所有者です」
真奈美は目を細め、悠樹に最高の笑顔を見せ耳元で囁く。
「真奈美ちゃん…!!」
悠樹は男の本能に従う。
次の瞬間には、真奈美の乳房を両手で鷲掴みにし、備え付けのベッドに近づき真奈美を押し倒す。
それでも真奈美は余裕の表情だ。