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芸能人妄想
官能リレー小説 - アイドル/芸能人

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芸能人妄想 3

「四つん這いになれよ」
「えっ……」
そんな姿勢を取れば彼らの目の前でどんな羞恥を晒すのか。想像しただけで咲はその場に卒倒しかけた。
「でっ……出来ませんッ!!」
「……ふぅん……じゃあ咲ちゃんの放尿シーンがネットを通じて全世界に公開されちゃうのかあ」
「あ〜あ、これで咲ちゃんも芸能人としては死んだも同然だねえ」
「でも咲ちゃんほどの美少女ならAVで再デビューの目は十分にあると思うよ」
「……」
好きで始めた芸能活動ではなかった。仕事に忙殺されて学業との両立は困難を極めたが、実際にその世界に飛び込んでみると今までの生活では得られなかった充実感や眠っていた自分の才能を目覚めさせてくれる素敵な出会いがあった。
もう少しだけ、もう少しだけこの生活を続けていきたい。そのための選択肢は咲にはたった一つだけしか残されてはいなかった。

 余りの恥ずかしさに目が眩みそうだった。突っ伏してしまいそうな上半身を支える2本の腕はがくがくと震えている。咲にとってせめてもの救いは、二人の少年達がどんな顔をして咲の羞恥の源泉を覗きこんでいるのかを見ずに済んでいる事だけであった。
 だがどれだけ固くまぶたを閉じていても、耳から入ってくる激しい息づかいで彼等がどれだけ興奮しているのかは手に取るように判る。
 「……もっ、もっと脚をッ、ひっ、開くんだっ……」
 放尿シーンという弱みを握られている以上は抵抗は無駄だと悟ったのか、咲は彼らに言われるがままにおずおずと脚を開いた。
 ムッチリとした尻肉のあわいから甘酸っぱい香気が立ち昇った。残暑の猛烈な暑さのせいで咲のヒップの谷間に汗が溜まっていた。若い雌の体臭が立ち込める白い尻肉の谷間にひっそりと息づく薄紅の裏菊がついに二人の少年の目の前にその姿を晒した。

 ゴクリ。
 二人のどちらかが唾を飲み込む音が放課後の教室に響いた。二人の少年はひたすらに咲の肛門に見とれていた。彼らは期せずして半年ほど前の咲のグラビアを思い出していた。
 まだその頃は咲の事務所も彼女のヒップをメインにして売り出していた最中だったので、下品でこそなかったものの過激な水着を着る仕事が多かったのだ。その中でも一躍咲の名前を世に知らしめたグラビアがあった。プレイガール3月22日号に掲載されたのがその写真だった。
 極々狭い範囲だけしか隠してくれない黒いマイクロビキニはまだ日焼けをしていなかった咲の白い肢体をより際立たせていた。そして何よりも素晴らしかったのはボトムの後ろは殆どTバックと呼んでも差し支えの無いような際どい切れ込みだったのだ。そんな水着を着た咲が南の島の海岸でその肢体を余すことなく曝け出したグラビアが巻頭を飾ったその号は瞬く間に本屋の店頭から姿を消し、この手の週刊誌としては異例の重版を5回も繰り返して尚も入手し損ねた『難民』と呼ばれる若い男性読者を大量に生み出した。
 その一連のグラビアの中でも特に尻マニアの間で持て囃された一枚があった。咲が海の方を向いて砂浜に四つん這いになっている姿を後ろから捉えた写真だった。
 真っ白な尻肉を真っ二つに割るように食い込む黒いTバックの水着。その幅は最も細い所ではほんの2センチ程度しか無い様に見える。あとほんの数ミリ、水着が右か左にずれるだけで咲の肛門が覗きかねない奇跡のギリギリショットだった。
 一体、幾万人の若い男性がそのグラビアを片手にペニスを扱いたのだろうか。どれだけの枚数のティッシュがドロドロとした白濁を受け止めきれずに破れたのか。勿論、今、咲のヒップに見入る彼らも例外ではなかった。たった一枚の写真で何度も何度も自慰をした。一人の少年は噴き出したザーメンを受け止め損ねて咲のグラビアに直接ぶちまけてしまった。グラビアの中の咲のヒップを精液で汚したことで彼の興奮は更に高まり、週刊誌の上に連続して精を放出してしまった。もう一人の彼は咲のグラビアのその部分に自分のペニスを押し当てて激しい自慰を繰り返し、ついには週刊誌を貫通してしまった。その後、二人とも重版されたその号を数冊買い込んだことは言うまでもない。

 あの頃夢にさえ見た咲のヒップ。どれだけ想像しても飽きる事の無かった2センチ幅の黒いTバックの向こう側を自分達が独占しているのだ。言ってみれば彼らはあの日ペニスを扱いた雄達数百万人の頂点に立ったのだ。

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