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撮影少女
官能リレー小説 - アイドル/芸能人

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撮影少女 7


 休み時間、友達と一緒に夢中になってボール遊びしている琴音…。彼女は約2年掛けて、本当の笑顔を取り戻した。たった1日の性的虐待から、彼女からは笑顔が失われ、この世の全てが信用出来なくなるまで、彼女の心の傷はズタズタに引き裂かれていたのだった。
 医師からの診断では琴音の心の傷は一生残ると言われていた。
 気持ちが落ち着く場所に来てから、少しずつ心が和らぎ笑顔を取り戻し始めた。
 この時の彼女は心の奥底から楽しそうに笑っていた…。
 ポーンと、高く飛んだボール、それを追いかけて行った琴音は、ふと…、道路沿いにあるフェンスに人影が立っている事に気付いた。彼女はその人影を見て、
 (あれ?見覚えのある人…)
 そう思った瞬間、彼女は直ぐに2年前の忌まわしき出来事が脳裏に蘇り、両手で持っていたボールを落とし、「キャー!」と、奇声とも思える甲高い叫び声をあげながら、意識が遠のき、その場に倒れた。
 それを見ていた友達が大慌てで駆けつけた。
 「琴音ちゃん!」
 「しっかりして琴音ちゃん」
 「お願い、目を覚まして!」
 大勢の友達が心配して失神した琴音の側へと駆け寄って来た。
「大変だ、今すぐ医者に連れていかないと」
その時、騒ぎのどさくさに紛れて男達が乱入してきた。琴音を見張っていた男達だ。
手早く琴音を車に乗せると、騒ぎに気付いた教師たちがやって来るよりも速く、琴音を連れ去ってしまった。
「急いで警察に連絡だ!」

それから数日後、警察の捜索を逃れて男達はうらぶれたアパートにいた。
部屋の中には全裸で虚ろな笑みを浮かべる琴音の姿があった。
部屋には彼女が2年前に出演した映画が流れている。なお、その時の主だったスタッフは子供に対して無茶な演技を強要したことで糾弾され、業界を追放されたらしい。
琴音の秘部からは精液がこぼれており、ひどい凌辱に晒されたことが容易にわかる。
そして、少女の幼い体を味わった男達は、なお獣欲に目をぎらつかせていた。
「やっぱり琴音ちゃんは、カメラに写ってこそだね」
「あはは……ありがとうございます」
虚ろな笑顔の少女は、カメラに向かって股間を突出し、自分の手で弄っている。
そんな琴音を満足げに見て、男達はさらなる凌辱のために命じた。
「さぁ、琴音ちゃん。これから何をして欲しいか行ってみな」
「えへへ……琴音はみなさんのせいしょりべんきです。きょうもぞんぶんにつかってください」
少女は何のためらいもなく、言葉を口にする。
メディアの世界の理不尽によって、1人の純粋な少女は欲望の渦にのまれていった。
その中で彼女が浮かべる笑顔が何のためなのか、それは誰にも分からない……。


-完-


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