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撮影少女
官能リレー小説 - アイドル/芸能人

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撮影少女 6

 一体男達に何回ワレメに肉棒を突っ込まれたのか全くわからなかった。ただ…覚えているのは、夕方からこの時間まで、琴音はずっと男達に弄ばれ続け、身も心もボロボロの状態で家に帰された。
 自分の家がすごく懐かしく感じ涙を流した。
 少し歩くと、股が疼いて痛かった。太腿から白い液体の様な物が流れ落ちる。男の精液が膣に残っていたようだった。
 ヨロヨロとした足取りで、家の中へ入って行く。家に入ると母が心配した様子で玄関前まで飛び出して来て、我が子を激しく叱る。そんな母の言葉を聞かず、琴音は母の胸の中へと飛び込み、激しく泣いた。
 琴音は次の日、撮影を休もうとしたが、それは叶わなかった。これ以上の日程の延期が続くと、公開予定日が変更する事になると言われたからであった。その為琴音は直ぐに撮影へと駆り出された。
 やや気が乗らない状態での撮影だった。
 「がんばろうね」
 男性が声を掛けた。
 「うん…」
 琴音の態度が何時もと違う事に男性は気付いた。
 撮影が始まった。
 逃げる少女、それを追いかける男性。そして逃げ場を失った少女は、男性に捕まえられる。
 この時、琴音は昨日の出来事が鮮明に脳裏に蘇り「キャー!」と目を大きく開いて絶叫した。
 「ヤダ、ヤダ、お願いヤメテー!」
 「抵抗するな、おとなしくしろ」
 そう言って男は少女の衣服を引き裂く。
 「ダメェー、助けてお願い…」
 必死にお願いする姿は見ている周囲を圧倒させた。
 「おおお…」
 監督は琴音の演技を見てゾクゾクと身震いして椅子から立ち上がっていた。
 (イヤ。犯される。また、私のアソコが弄られる)
 恐怖に震える姿は、もはや演技でなく本気で怯えている姿だった。
 「もう、諦めな」
 最後に少女のショーツを引き下ろそうとする瞬間、琴音は失禁した。
 それに気付いた男は、それが台本に書かれていない事に気付いた。 
 撮影はそこで終了した。
 今回の撮影は監督も興奮してやっとOKが出た。
 琴音は何も言わずスタッッフに挨拶を交わして、そのまま現場を立ち去った。
 その後映画の製作は続行し、製作後に試写会が行われた。出演者として琴音を招待したが…、琴音は試写会の場に現れなかった…。映画が公開され琴音が出るワンシーンはかなりの高評価となり、映画での名場面の一つにも数えられる程になった。その後彼女への出演オファーが殺到した。
 しかし…琴音は、あの日以来キッズタレント事務所に来ることはなかった。芸能界及び、ファンの間では幻の少女として話題を呼んだ。これから華やかな芸能デビューが期待されると噂されたが、彼女がテレビのモニターに顔を出す事はなかった。

 男達にレイプされて数日した時のことだった…。琴音は膣からの出血が収まらず母にお腹が痛いと伝えて、病院で検査してもらう事にした。精密検査の結果、子宮に傷が見付かり内部出血している事が確認された。
 この時初めて琴音は自分が数日前に男達に性的暴行を受けていた事を告白した。母は幼い我が子の深刻な状況を受けていた事にショックを受けた。
 性器の手術は直ぐに行われた。手術は成功し、命に別状は無いと医師は伝えたが…、その代償として琴音は子宮を失った。子宮の傷が酷く、手の施しようが出来ない状態だった。
 琴音は将来子供が産めない体となってしまった。
 さらに性的虐待による精神的な傷も深かった。琴音は反射的に男性を酷く恐れるようになっていた。
 性的虐待直後だった頃は、学校へは行けなかった。学校へ行っても同じクラスの男子に怯え、男子に体を触られるだけでも、拒絶反応のような悲鳴を起こした。
 夜中になると、恐怖で目が覚めて大泣きした。
 一連の事から両親は娘のことを思って両親は引越しを決める。引越し後琴音は男性のいない女子校へと通うことになった。

 あの出来事から約2年の月日が流れた、ある朝の時だった。何時もと同じように琴音は学校へと向かった。何気ない朝のひと時、学校の校門前に来た琴音は、ビクッと股が疼く感じをして琴音は身構えるように、その場にしゃがみ込んだ。胸が高鳴りソワソワした様子で周囲を見回した。
 「どうしたの相葉さん、大丈夫?」
 側で友達が声を掛ける。
 「ああ…ごめんなさい、ちょっと誰かに見られているような気がして…」
 「気のせいよ、誰もいないわよ」
 「そうね…」
 (平気、何も恐れる事はないわ…)
 自分に言い聞かせて琴音は友達と一緒に校舎へと向かう。
  
 少し離れた位置に車が停車していた。そこには琴音の体をしゃぶり回した男達の姿があった。
 「どうだ、彼女に間違いないか?」
 デジカメで撮影した画像と、以前自分たちが撮影し保存していたが画像を照らし合せて確認する。
 「ああ…、間違いない琴音ちゃんだ。体が成長して、髪もロングからショートに変わって、一見したら分からないが…間違いなく本人だ」
 「全く、こんな遠い場所まで高飛びするなんて…、探すの苦労したぜ…。まあ…情報社会様のおかげでって事かな、彼女を見付けられたのは…」
 「で…、どうするの?」
 「オレ達の約束破って、こんな遠くまで引越ししちゃって…。ここまで来させた代償は払ってもらわなきゃね」
 「俺も、あれからずっと、溜め込んでいるんだ。彼女には俺のを思いっきり絞り出せてもらわなきゃ」
 男が不敵な笑みを浮かべる。
 「じゃあ…下校時に迎えに行く…と言う事だね」
 「そうだ」
 彼等はそう言って、車を走らせて何処かへと行く。
 

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