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撮影少女
官能リレー小説 - アイドル/芸能人

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撮影少女 2

 「あまり無いです。自分は一人っ子ですし…」
 温室育ちの琴音には、本気でケンカする相手が居なかった…。
 「難しいかな…。せめて観ている僕達がゾクゾクする様な演技を君に期待してるんだけどね。僕等が観ていて、おっ…凄い!と…思える場面は、上映で観に来てくれる観客達も同じ様に感じるんだ…。そう言うのを僕達は求めているんだよ」
 琴音は監督の話を聞いて、もう一度撮影に挑んだ。しかし…結局その日はOKの言葉が出る事は無かった。
 琴音1人のせいで全てのスケジュールに変更が成された。琴音の撮影は後日に後回しされ、外での撮影を先に進める様になった。
 翌朝、琴音は学校をズル休みする事にした。両親には役作りの為、ちょっと勉強したい事があると趣旨を伝えるて納得してもらった。
 琴音は外出時、普段とは違う格好をした。髪をツインテールにし、セーラー服が無い為、女児用のワイシャツにミニスカートを穿いた格好だった。
 個人的に琴音はスカートは嫌いだった。ヒラヒラして…勢い良く走るとスカートが捲れて下着が見えてしまう事から、絶対に穿きたく無い…とか、あれはエッチしてもらう為の服だ…とか、言った事があった。
 そんなミニスカートを今、琴音は穿いて外に出た。
 昨日ウェブでいろんな人の体験談を調べて辿り着いた答え…、レイプ自体の行為を目の当たりにするには、夜の町に出るか…、もしくはSNSで年齢を偽って出会系で、男性を釣ってプレイさせてもらう…しかし、そんな時間はないし、ばれたら自分の身も危ない。他には女子高生位にならなければ難しかった。
 ならば…レイプでなく、痴漢で…レイプを疑似体験してみよう…と行動に出た。
 伊達メガネを掛けて、顔にマスクする事で外見の年齢や、素顔を誤摩化せれた。胸の高さが小さいのは諦めるしか無かったが…ワイシャツの下は、シャツやジュニアブラをしていなかった。
 見た目が幼いから、多分…痴漢に会う率は低いと思った。ならば大胆な格好して相手を誘えば良いと言う結果に辿り着いた。ツインテールの髪型にしたのも、その結果の1つだった。
それから1時間、環状線を一周しても何も起きなかった。
(やっぱり、そう上手くはいかないよね)
琴音はため息をつく。
それでも、襲われたらどうしようという恐怖感はあった。
これで少しはましな演技が出来るかも知れない。
琴音がそんなことを考えている時だった。

つるり

「ひぅ!?」
何者かの手が琴音の尻を撫でた。
(気のせいだよね……?)
そう思う琴音の尻にもう一度手が触れる。
間違いなく何者かが狙っている。
そこにはオタク風の男が立っていた。
(逃げちゃだめだよね。これは役作りの為なんだから)
琴音はそう自分に言い聞かせる。男は琴音が逃げないと確信したのか琴音のお尻を触り続ける。
「あっやっう。ぅう。」
「はぁ、はぁ、君かわいいなぁ。僕の好みのタイプだよ。」
男は興奮しているみたいだ。

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