弱小事務所の憂鬱!? 13
愛美の指は花梨の下着をあっという間に落とし、その全貌をあらわにさせる。
「素材は素晴らしいのよ…」
確かに、愛美の言うとおりだ。
花梨の都合さえあっていれば、先日の海での撮影に同行していてもよかったかもしれない。
「ああ…愛美さん…」
愛美の愛撫に身をくねらす花梨。
愛美の指は、パンティにまで伸びる。
「ひぃ!」
か細い声で叫ぶ花梨。
「ふふ、もうびしょ濡れね」
「あ、ああ…」
愛美の指攻めに、顔を赤らめ涙目、陥落寸前の花梨。
ここで、愛美は花梨の耳元で何かを囁く。
「…え」
花梨の表情が固まり、その後一気に顔の赤みが増した。
「さあ、恥ずかしがらないで。これからはこういうことも当たり前にこなさないといけないの」
愛美の目は、優しいお姉さんからプロの声優の目に切り替わる。
「あぁ…」
顔は真っ赤、涙が零れ落ちる。
花梨は精一杯の力を振り絞り…
「社長、さん…私の、おま○こ…もう、ぐしょぐしょで、我慢できないんですぅ…」
…
「おい愛美」
「ふふっ、どうしました?」
「これで私にどうしろというんだ」
愛美は私の戸惑う顔を見ながらニヤニヤしている。
「ふふふ…」
…絶対、これはよからぬことを考えている顔だ。
「それは…社長さんにお任せしますわぁ」
そう言って、愛美は部屋から出て行ってしまった。
残されたのは、ギンギンのブツを晒している私と、涙目で服を肌蹴させた花梨だけ…
「社長さん…」
「花梨ちゃん…」
お互い、どうすればいいのか、どこを見ればいいのかわからない。
「…とりあえず、服着ようか」
「そうですね」
…これ以上、私に何が出来るだろうか。
まして、花梨を手にかけることなどできない。
彼女はここに来て日が浅いのだから…