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恵梨香と結衣の秘密
官能リレー小説 - アイドル/芸能人

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恵梨香と結衣の秘密 6

それからしばらく経った頃、男が口を開いた。
「盛り上がってきたとこで…ちょっとゲームでもするか?」男は割り箸を集めて、何やら準備を始めた。
「…よし、王様ゲームだ!王様の命令は絶対だからな!」
「!!…あ!私、明日早いんでそろそろ…。」恵梨香は嫌な予感を感じ、立ち上がった。
「いいのか?恵梨香…。」男の表情が変わり、いつものような「恵梨香」という呼ばれ方に体が固まる恵梨香。
「え〜!せっかく楽しいんだから、もうちょっといいじゃないすか〜!」
「そうすよ!座って座って!」事情を知らない後輩達は、笑いながら恵梨香を説得した。
「…じゃ、じゃあ…少しだけ…。」恵梨香は震えながら椅子に座った。
「じゃあ始めるぞ!皆、せーの!で引けよ?…よし…じゃあ、せーの!」掛け声と共に、割り箸が引かれた。
「王様だーれだ!?」
「…お?俺だ。」男は王様と書かれた割り箸を見せた。
「じゃあ、1番が…。」恵梨香はビクっとした。
1番の割り箸ん持っていたのは恵梨香だった。恵梨香は震えながら下を向いた。
「…2番にあーんしてあげる!1番と2番はだーれだ?」
「え?…あ、はい!私1番です!」恵梨香は、普通の命令に安堵の表情を浮かべた。
「やったー!俺2ばーん!」後輩が元気良く言った。
「じゃあ、いきますよ?はい、あーん!」恵梨香は料理を箸に取り、後輩の口に運んだ。
「あん!恵梨香ちゃんにあーんしてもらった料理わ最高だな!」
「ズルいよ、お前〜!さぁ次、次!」別の後輩が割り箸を準備する。
そこから1時間程経ったが、命令の内容も、他の者の頭を撫でる、モノマネ、一気飲みなど一般的なことばかりで、恵梨香も安心して楽しんでいた。
「(よかった…今日は本当に普通の飲み会なんだ。心配いらなかったか…。)」
「王様だーれだ!?…俺だー。」恵梨香はすでに、男が王様であっても怯えなくなっていた。
「よーし、じゃあ…3番が…。」

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