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voice girls
官能リレー小説 - アイドル/芸能人

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voice girls 5

「そ、そんなの決められないよ…」
「えへへ、野暮な質問でしたね」
「なんでいきなりそんなことを聞くのさ」
「いや、最近、プロデューサーさんとあゆちゃんの仲がよさそうだなと思ったので」
「…そうかなぁ」
「私はそう見えましたよ」

なんか見られてたのかなぁ…そう思いながら夜の街を並んで歩く。
腕にしっかり巻き付いたエリカちゃんの身体。
ああ、この子も、結構胸がふくよかだな…細身なのにな…

「エリカちゃんって、家どのへんだっけ」
「今夜は、ずっとプロデューサーさんにご一緒したいです」
「えっ…」

エリカちゃんは微笑みながら僕の腕に絡めている身体を、さらに寄せる。

「プロデューサーさんはいつも優しくて、みんなを気遣ってくれて、素敵です」
「あ、ありがとう」
「だから、私も、お礼、したいです」
「いや、エリカちゃんがそんな」

エリカちゃんが通りかかったタクシーを止める。
「プロデューサーさんのお家まで、お願いしますね」

彼女の意思が強いので、僕はもう何も言わずに従った。
それでも、いいのだろうか?誰か一人を特別扱いだなんて。

車内では特に会話はなかった。
真夜中の真っ暗な車内、ちょっとドキドキした。

30分ほどで自宅のマンションに到着。
お代は僕が支払って、エリカちゃんを連れ部屋に向かう。
「なかなかいいお部屋なんですね」
「そうでもないよ」


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