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voice girls
官能リレー小説 - アイドル/芸能人

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voice girls 4

…はぁ
僕も一息つこうかな…

「プロデューサーさん、ちょっといいですか?」
そんな時、エリカちゃんが僕を呼び止めた。
「あぁ、何かな?」
「この後、お時間ありますか?」
「あー、うん、まあ」
「よかった♪一緒にお食事どうですか?」

「…?別にいいけど」
「やったー!ありがとうございますっ」
まあ、暇だったし良いだろう。
エリカちゃんも人懐っこくて可愛い娘だし。

彼女も最近になって人気・実力が上がってきた一人。
先のクールでは初めてヒロインキャラを演じている。
(残念ながら僕の担当した作品ではないのだけど)

―食事しながら話も弾む。
「今回の作品はどう?」
「うーん…こういうキャラは初めてなので、最初は戸惑いました」
「結構アクが強いキャラだもんね」
「でも、自分なりに頑張って、何かをつかめた気はします」
「そうか」
彼女は努力家である。
この先も楽しみな存在だ。

「同い年の子が主役を演じていることが多いので、私も頑張ろうって思うんです」
ふむ。
あゆ子ちゃんや由佳里ちゃんもそうだが、エリカちゃんと同世代には他にも才能豊かな女性声優が多い。
声優界の『黄金世代』といっても過言ではない…は言い過ぎかもしれないが、それだけハイレベルなのだ。

「みんながライバルだね」
「はい。でも、皆とは仲良くやっていきたいですし」
形の上ではライバルだが、普段の彼女達は非常に仲がいいのだ。

食事を終えて席を立つ。
「あっ」
「いいよ、今日は僕が出すから」
「ご馳走様です♪」
何気ない仕草が可愛らしかったりする。

支払いを済ませ、店の外に出る。
すると、エリカちゃんは僕の腕に自分の腕を組ませて、恋人同士のように接してくる。
「エリカちゃん…?」
「うふふ、あゆちゃんと私、どっちが好きですか?」

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