〜帰宅後〜
「はぁ」
「どうしたの瑠璃子」
「疲れました」
「でもリフレッシュできたでしょ？」
「まあ否定は出来ませんけど……それにしても無茶苦茶ですよ。相談も無しに娘に何て事をするんですか」
「リフレッシュ旅行に行く事は了承したでしょ？」
「具体的な話は聞いていませんよ！それに実状はパパというものありながら娘も巻き込んでの浮気旅行じゃないですか？！」
「パパには内緒よ」
「当たり前です、言える訳が有りません。バレたら怒り狂うとか卒倒するとか、どうなるか分かりませんから」
「また、いつか２人で旅行に行きましょう」
「……まあ、考えておきます」
私がママを止めるどころか明確な拒否をしなかったのは私の身体に流れるママの血が原因なんでしょうか？

リフレッシュになったのかよくわからない旅行から帰ると、またお仕事、その合間に夏休みと出られなかった分の学校の宿題…まあ、あの旅行はいいものだったと考えましょう。
確かに気持ち良かった…あんなに激しいのがそう思えるようになったのは私の身体に変化があったからなのでしょうか…

お仕事がお休みの日、ちょっと気分転換に近所のプールへ泳ぎに行こうと思いました。

単なる市民プールですが夏休みという事もあってそれなりの人が来ている様です。それでも海や私営のレジャー施設と違ってナンパ目的のチャラ男の類いは殆どいないでしょうから私にとってはありがたいです。
水着に着替えた時に感じましたがどうもサイズがキツくなっている気がします……特に胸の部分が。最近はブラも窮屈に感じる様になっているので間違いないでしょう。

つい先日まではDカップでした。何が要因になったかはわかりませんが成長しているのは明らかですね。
プロフィールも変える必要がありそうです。そういえばデビューして以来まったく数字が変わっていないはずです。

プールはさほど混んではいませんね。
まあ平日ですからね。久しぶりに心ゆくまで楽しみましょう。

それ程大きい施設では無いのでウォータースライダーだとか流れるプールなんて物は有りませんがのんびりと泳ぐだけなら十分ですね。海だと塩っ辛いし、海藻だとか海の生物とかがいるから泳ぐだけならプールの方が良いです。

１時間位のんびりと泳いで一休みの為に一旦プールから上がりました。
（うーんやっぱり胸がキツいですね。新調しないといけませんねこれは）
痛いと迄は言いませんが少々苦しいです。

軽食をとってトイレも済ませた私は再び泳ぐべくプールへと向かうのでした。