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瑠璃子ちゃん☆
官能リレー小説 - アイドル/芸能人

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瑠璃子ちゃん☆ 89

「伝手があるから大丈夫」

ママはそう言ってどこかに電話をかけ…あっという間に母娘二人でのリフレッシュが決まったのです。


「景色がいいですね」
「でしょう」
小高い丘の上から真っ青な海が見下ろせます。
旅館は風情と歴史のありそうな建物。この前はお仕事でしたが、プライベートならばゆっくり羽を伸ばせそうです。

「温泉入って、美味しいもの食べて英気を養いましょ」
「はい」

温泉からの景観も最高でした。眺めが良くて、それでいて外部から此方が見られる事は無いような作りになっていましたから。
「景色は良いし、温泉は気持ち良いし最高ですね」
「良い所でしょう」
「良くこんな所を知ってましたね?しかもアッサリ泊まれるなんて……」
「まあ、昔の伝手があるからね」


ひょっとしたらママが女優をやっていた頃からのツテで静養施設のように長いお付き合いなのかもしれませんね。
何にせよ感謝しないといけません。
最近はお仕事と増えて忙しくなってあまり会話もしなくなってしまいましたが、ママは私の憧れのママですから。

「マッサージの方も手配したの」
「そうですか…」

……マッサージ、ですか……
マッサージと聞くと、やはり南の島の体験を思い出してしまいますね。
彼は今、何処でどうしているのでしょうか?そもそも私は彼の名前も知りません。
あの時はマッサージの巧さに気が抜けている状況で水着を脱がされた上にローションを塗られてしまったんですよね。
「瑠璃子」
オマケに最後までされてしまった上に私の方もその気になってしまって。
「瑠璃子っ」
何故か夜にホテルの部屋にやって来て一晩中……
「瑠璃子ってば」
更に翌日至ってはお外でいやらしい写真を撮られまくった上にタップリとされちゃったんですよね。まさか、またあんな体験を……
「瑠璃子っ!」
「ひゃっ?!」
突然ママの大声が聞こえてビックリしてしまいました。
「どうしたの?突然黙り出したうえに上の空で読んでも耳に入って無いみたいだし」
「い、いえ、何でもありませんから。さあ、上がってマッサージを受けましょう」
「変な瑠璃子」
流石に理由は説明出来ませんので強引に話を切り上げました。


部屋に布団が敷かれ、程なくしてマッサージを担当するお兄さんがやってきます。
マッサージに男の人…あの彼ではありませんがその時を思い出させるには十分です。
私はママと並んで浴衣のまま布団にうつ伏せになります。
お兄さんが浴衣の上から背中、肩、腰のあたりまで揉み解す。ああ、これは気持ちいいですね。

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