瑠璃子ちゃん☆ 84
「ふふっ、瑠璃子ちゃん。たっぷり、ジックリ、しっかりと塗ってあげるわね」
聖子さん、妙に気合が入ってませんか?
「あの、しっかりとするのは良いんですが、お仕事中なので時間をかけるのはマズイのでは?」
「いいから、いいから」
………大丈夫でしょうか?妙にハイテンションなんですが。
聖子さんが柔らかく、優しいタッチでオイルを私の身体に塗りたくっていきます。
うーん…ちょっと冷たい。
でも、そこまで変な感じはしませんね。
「どうかしら?」
「うーん…別に…」
聖子さんが私の水着の中に手を伸ばしてきます。
…ああ…胸、触られてますね。
…!?
徐々に、身体が、ジンジンしてくるような感覚が…
「あ、あれ?」
「ん、どうかした?」
「い、いえ。別に、何も」
「あら、そう。ふふふっ」
何だか身体が熱くもなってきたような気がします。
「はい、お終い」
「あ、ありがとうございます」
オイル塗りが終わった様ですが、妙に身体が火照ってきたみたいです。スクール水着を着てるだけですから、暑くはないのですが。
…その後の撮影も順調に進み、無事何もなく終了しました。
ただ…身体がほんの少し熱くなったくらい…それが気になりました。
プールを出てシャワーを浴びます。
「うーん…ん…」
やっぱりいつもと違う不思議な感覚がします。
…そんな時、不意にシャワー室のカーテンが開きました。
「瑠璃子ちゃん」
誰かに私の名前が呼ばれると同時に後ろから抱きつかれました!私はシャワー中なので当然裸です。
「えっ!だ、誰?!」
昨日の乱入してきた男性の事が頭をよぎり、私は慌てます。一方、侵入者は私の問いに答えずに両手で私の胸を鷲掴みにしました。
「きゃっ!な、何するんですか?!」