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瑠璃子ちゃん☆
官能リレー小説 - アイドル/芸能人

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瑠璃子ちゃん☆ 77


「ねえ、君、何してくれるのかな?」
聖子さんは質問に答えずに黙っておじさんの前に立ちました。その時、一人のスタッフさんが戻って来ました。
「聖子ちゃん!えっと、どうする気?」
「言わなきゃ分かりませんか?」
「いや、予想は付くけど」
「邪魔しないで下さい」
「……程々にね」
「知りません」
聖子さんはそう言って、なんと、おじさんの股間を蹴り上げました。
「かぁっ!」
おじさんは呻き声と共に倒れました。
「へ?!せ、聖子さん?!」
「あーあ。やっちゃった」
「あ、あの?」
「瑠璃子ちゃん。聖子ちゃんは怒らせたら駄目だよ」
「えっと……」
「彼女、キレたら怖いんだ」
「………」
私は絶句してしまいました。
「聖子ちゃん、やり過ぎじゃ?」
「私の後輩を襲う様な輩に遠慮はいりません」
「いや、でもね」
「文句があるんですか?そもそも貸し切りにするとかして部外者が来ない様にしていればこんな事にはならなかったのでは?」
「……はい」
「さてと、後はお願いしますね」
「僕が、かい?」
「私がしてもいいのですか?」
「さあ、瑠璃子ちゃん!聖子ちゃんを皆の所に!」
「はい?」
「彼女に任せたら危険すぎるから、早く連れて行って!」
「は、はい。分かりました」
そう言って私は聖子さんと共に温泉を後にしました。
「び、びっくりしました・・・。聖子さんがあんなに強かったなんて・・・」
「だから言ったでしょう?私だけで大丈夫だって。でもなんであなた、あの時、私も身代わりになりますって、言ったのよ?」

「い、いえ、それはですね…」
本当のことを聖子さんには言えません。

目の前で立ち上がり、ブツをさらけ出すおじさんに、聖子さんが『身代わり』って言うんですから、その、性的なことの方を想像してしまったんですよ…

「まさかとは思うけど、私があのおじさんに体を売るとでも思ったの?」
私はビクッとしました。
「ま、まさか。そんなこと思うわけないじゃないですか!」
私は内心冷や汗を流しながらごまかしました。
「そう?それならいいわ。じゃあ、みんなの所へ戻りましょう」
「…は、はい…」

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