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瑠璃子ちゃん☆
官能リレー小説 - アイドル/芸能人

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瑠璃子ちゃん☆ 66

更に問題なのは、電車の夢は兎も角。学校の夢は実際に教室にいる見知った男子達が登場人物だったので大変です。あの男子はあんな事を、あの男子はこんな事を、と……登場人物の何人かの後ろ姿が視界に入る度に夢の事が頭を駆け巡ります。この授業が終わったらすぐにトイレに履き替えに行かなければならないでしょう。
……あれ?そういえば、予備の下着は持って来てたかな?

学校での夢のおかげ?で目は覚めましたが、それよりも大変なことが起きてしまいました。
チャイムが鳴り、休み時間。
カバンの中を漁り、替えの下着を探しますが…

無いです。
持ってきていないのです!
どうしましょう…困りました。
代わりになるといえば、体育の授業で使うハーフパンツぐらいしかないです…

……仕方ありません。無いよりは遥かにマシです。風か何かで捲れて中が丸出しならそれこそ大事件です。体育のハーフパンツなら仮に誰かに見られても言い訳することは出来る物ですし。最悪の場合は予定外の生理という事で通しましょう。
私は、トイレで下着を脱いでお尻全体を拭きハーフパンツを直に履きました。

…その後の授業は特に問題なく過ぎました。
時々よからぬ妄想が頭を過ぎりましたが、なんとか断ち切ってやり過ごすことが出来ました。
大変でしたけどね…

さあて、一日終わりましたね。
物凄く長い一日のような気がします。
さあ、帰りましょ「おい山崎、ちょっといいか?」

振り返るとそこには担任の先生が居ました。
「先生、何か?」
「ちょっと成績の事でな」
「えっ?えっと赤点は無い筈ですけど?」
「……まあ、そうだが。でも学年で上位に入る教科も無いだろう」
「それは、そうですが……」
「それに山崎は芸能活動してるだろ。そのうち危なくなるんじゃないか?」

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