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瑠璃子ちゃん☆
官能リレー小説 - アイドル/芸能人

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瑠璃子ちゃん☆ 37

その姿は…
「えっ」

彼でした。
どうしてここに?
いきなりで戸惑いましたが、また彼に会えたのは嬉しくて、迷うことなくドアを開けます。
「あの、どうして…」
彼は「シーッ」と静かにするように促す仕草をして、部屋に入ってきました。

そして彼はドアを閉め、鍵を掛けました。
「あの、何故此処に?」
何故此処に来たのか?
何故この場所(部屋)が分かったのか?
色々聞きたい事があったのですが、鍵を掛け終えた彼は振り向きざまに私の顔を掴み、激しいキスをしてきたのです。
「んんっ?!んっ、んむぅっ!んくっ、んっ!」
一瞬戸惑いましたが、気づいた時には私は彼の後ろに手を廻して、彼の情熱的なキスに応えていました。
「んっ、ん、んっ、んっ、んんっ、んっ、はむっ、んくっ」
私達は暫く舌を絡ませたキスを続けていましたが、不意に彼の唇が離れてしまいました。しかも、私の身体も離されてしまいました。
しかし、もっと続けたかったので私から抱きつこうかと思ったのも束の間。彼は素早く両腕で私を抱き抱えたのです!
「えっ?!」
いつの間にか、所謂お姫様抱っこされた私は、そのまま部屋のベッドのすぐ側へ運ばれてしまいました。そして、ベッドにそっと私を降ろした彼はそのまま私の上へと倒れこみ再び私にキスをしてきたのです。
「ん、ん、ちゅ、く、んくっ、んふ、、ん」
その勢いに押される一方ですが、私はそれを期待していたんです。

やがて、彼の唇が離れます。
「ぷはっ」
彼はあのマッサージのとき同様、ニコニコと笑っています。

「どうしてここに…」
私は、聞きたかったことをようやく尋ねることが出来ました。
それに対する答えに、私は驚くことになります。

「あのときはごめんね。君を忘れることが出来なかった」
なんと、流暢な日本語で喋りだしたのです!

「えっ?!日本語?なんで?!」
「驚いた?」
「え?ええ。勿論です。」
彼はニコニコしています。まるでイタズラが成功して喜んでいるかのように。
「でも、なんで日本語を喋れるんですか?それに手紙だって・・・」
「別に日本語が出来ない、分からないと言った覚えは無いよ。だから、嘘をついてはいない筈だよ・・・まあ、『多少』紛らわしかったかもしれないけど」
・・・まあ、ここが南の島で、彼が日本語を使っていなかったからといって、日本語を使えないとは限りませんが・・・
「じゃあ一体?」
私は訳が分からなくなってしまいました。

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