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操妃学園にて・・・
官能リレー小説 - アイドル/芸能人

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操妃学園にて・・・ 23


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翌日、男の家から仕事場に向かった莉菜には、少女の面影を残しつつ、内面から大人の女の艶香が醸し出されているかのような雰囲気があった。
仕事場でも、前日とは一変して、どこかウキウキした雰囲気の莉菜に、周囲の人間も何かあった事を察してはいたが、温かく見守っていた。
昼のメロドラマの撮影も、緊張感と和やかな雰囲気の中進んでいき、その日の撮影は順調に終わって、莉菜はスタッフや共演者に挨拶を済ませて学校へと向かった。
時間は既に午後の11時を回っていたので、莉菜は急いでマネージャーの車に乗り込んだ。
「学校のほうには、ちゃんと連絡しておいたけど急ぐからね。」
そう言うと、マネージャは車をスタートさせた。
車が走り出して少しして、莉菜の携帯電話にメールの着信した。
メールの送信者を見て、莉菜は本当に嬉しそうにニコニコしながら、携帯電話を開いた。
『仕事お疲れ。学校も頑張るんだよ。』
絵文字もなく、ストレートに用件だけが書かれたメールだったが、そのメールを見て、莉菜は本当に幸せそうな笑顔になっていた。
「隼人さんらしいなぁ…」
笑顔のままで呟きながら、メールを返信していた。
『今週の日曜日、オフなんだ。また会おうね。』
色々と送信したい言葉はあったが、莉菜は取りあえずオフの日のデートの約束を送信した。
ドキドキしながら、ボタンを押して送信すると、殆ど同時ぐらいにメールが受信された。
『今度は、いつ空いてるかなぁ?今度は外で遊ぼうよ。』
送信されてきたメールを見て、また莉菜は微笑む。
莉菜は、男からのメールを見て微笑みながら、さっき自分が送信したメールの返事を待った。
程なくして、男からの返信メールが着信した。
『じゃあ、日曜日に遊園地に行こうか?』
『うん。今から日曜日が楽しみ。早く日曜日にならないかなぁ…』
男のメールにドキドキしながら男のメールに返事を返した。
「莉菜ちゃん、学校に着いたよ。」
マネージャーが声をかける。

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