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操妃学園にて・・・
官能リレー小説 - アイドル/芸能人

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操妃学園にて・・・ 17

「隼人さん、ちょっと恥ずかしいから見ちゃ駄目よ。」
莉菜が、男の背中越しに恥ずかしそうに言う。
男は、莉菜の言うとおりに見ないようにしようとしたが、目の前の鏡に後ろで莉菜が何をしているかが映ってドキッとした。
莉菜が、受け取った石鹸を手の中で一生懸命に泡立てて、できた泡を自分の胸につけている様子が鏡に映っていたからだ。
俯きながら自分の胸に石鹸の泡をつけている莉菜は、自分がしている事が鏡に映っていて、それを男が見ている事は気付いていなかった。
もっとも男のほうもチラチラとしか鏡を見る事ができないでいた。
莉菜が、そんな胸に泡を付けながら、フッと男を見る。不自然にチラチラと頭を動かしている男を見て、ハッとした莉菜は、
「隼人さん。恥ずかしいから見ちゃダメって言ったでしょ。」
男が自分が何をしているかを見ていた事を知って、頬をプクッと膨らませて言いながら、男の背中を叩いた。
「見てない。見てないよ。」
照れくさそうに男が言う。言いながらも、男は学園長の催眠の凄さに驚いていた。
『17歳の女の子が、こんな事をしたくなるようにするなんて…… 本当に怖い奴だな……』
男は、そんな事を思いながら、マジマジと莉菜の顔を見つめた。
「もう…隼人さんったら、そんなに見つめられたら、余計に恥ずかしくなっちゃうでしょ。」
莉菜は、はにかみながら言う。
「隼人さん…まずは、背中を洗ってあげるね。」
照れくさそうに言うと、莉菜は男の背中に泡まみれになったFカップの胸を押し付けた。
「莉菜ちゃんは、何処でこんな事覚えたのかなぁ?」
男は、自分の背中に胸を押し付けながら、器用に体を動かして、男の身体を洗っている莉菜に問いかけた。
「前にね、お兄ちゃんが隠していたDVDを黙ってみたら、女の人がこうしてて、男の人がすっごく気持ち良さそうだったの。」
莉菜は、屈託のない声で明るく答える。
勿論、それが事実でないことを男は知っていた。
確かに、莉菜に兄はいる。しかし、莉菜が見たDVDは、その兄が隠し持っていたものではなく、最初から莉菜が持っていたDVDである。
それは学園長である巧が、莉菜に催眠を施した後、後催眠暗示によって家で見るようにと渡された数本のDVDなのである。

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