ペット達との戯れ 27
「ふふっ。いい子にはご褒美上げるから……」
開けられている仁の口へプッと唾を吐いたミオリは、胸板を撫でる手を臍の辺りまで下ろしていく。
「返事は?」
あああああぁぁあああぁぁぁぁっ! っ──────!
メイサが獣のように吼え狂いながら腰を振り乱す。ほんのり色付いた体を何度もガクガクと痙攣させ、長い黒髪を振り乱している。
仁は何とかしてそんな妻の姿を捉えながら、ご褒美欲しさにコクコクと頷いていた。
「んふ。飲んでいいよ?」
瞬間ゴクッと仁の喉が鳴った。
ミオリの指先が陰毛を抜けていく。
はへえええええ! なひゃっ! なひゃあああっ! 出へぇっ! っ〜〜〜〜〜〜!
初めて男の腰が下から突き上げるように動いた。しかしそれはリズミカルな揺れではなく、痙攣のような揺れだった。
メイサの腰は止まり、限界まで顎を突き上げてガクガクと痙攣している。ビンビンに勃起している乳首から、何もされていないのに白い迸りが放物線を描いていた。
ミオリの親指、人差し指、中指がウインナーの挟む。
「はい、ご褒美……」
シコッシコッ。たった二回の指の往復で仁の膨張が爆ぜる。
仁以外のDNAを胎内に流し込まれて快楽に蕩ける妻を見ているというのに、彼の短小のブツから飛び出た白濁液は今日一番の勢いで虚しく宙を舞っていた。
「で?」
背中を向けて男にもたれ掛かっている両隣の美少女の豊満な胸を揉み解しながら、彼は股座のミオリへ続きを促した。
「クロロホルムを嗅がせたんですけど──」
ミオリの大きな胸は白いブラジャーでピッチリと寄っており、甘美に仕上がっている谷間には淫水焼けでどす黒くなっている男の逸物が挟み込まれている。
彼女の傍らには剥がれたセーラー服の上着が打ち捨てられていた。
「──捨てろ、としか聞いていなかったんで、何処かの路地裏のゴミ溜めに捨てました」
豪華なソファに座る男の股座で上下に揺れ、屹立を胸で扱きながら男の顔色を窺う。
「そうか」
男は両脇に絡め込んでいる美少女達の美巨乳を終始揉みしだいていた。
ソファの側には色が違う二着のブレザーとカッターシャツ、ブラジャーなどが散乱している。
「すっごく重かったんですよ? 女の子三人がかりで、車から落とすように転がしました」
ミオリに同意すように両脇の二人が濡れた声を上げている。
「まあまあ。ほら、しゃぶれ」
「ああん……ご主人様ぁ……」
ミオリは瞬く間に目を細め、蕩けている顔に紅潮を広げていく。
身を揺すってパイズリを続けながら、喘ぐような吐息を吐いた口へ排尿器官の先端を押し入れていく。
「んぅ、んっ……んふぅん……」
ミオリは頭ごと体を揺すって胸でも口でも剛直を刺激させる。ポニーテールに纏められた黒く長い髪がうねりながらミオリの背中を滑り回る。
「んぅぅぅん……んぅっ、んっ……んふぁ……」
陰茎の先から濃厚なカウパー氏腺液が噴き出し、雄の臭いが美少女の口内を蹂躙する。ミオリの脳髄が痺れてくる。
それを舌に絡めたミオリは鈴口をつついて貪欲に掻き集め、飲み込んだ。瞬間甘い電撃に撃たれ、ビクビクと腰を躍らせていた。
【神7(上位7人)+α】
高級高層マンションの地上うん十階のワンフロアには、面白い部屋がいくつかあった。三角木馬や磔や分娩台などといった大きな玩具を何個か詰めた部屋や、空間の半分を埋める巨大なベッドがある部屋などと内容は様々なのだが、中には、だだっ広い室内にクッションソファだけ置いてあるという部屋がある。
その部屋は主に幹部の女達とソファで戯れ褒美を授けながら、肉絨毯状態にまで詰め込んだ素人奴隷達のレズ乱交を鑑賞する目的で使っている。
しかし今日は少し違う使い方をしていた。
ドアを開けてまず目に入ってきたのは、天井から垂れた手枷を嵌めて爪先立ちになっている数多の女達だ。数えきれないほどいるのだが、57人であることは頭では理解している。皆一糸纏わぬ姿で、赤い革のアイマスクをし、深紅の首輪を嵌めていた。
吊られるように立っている女達の間を縫うように、バニーガールの姿をした数人の女がバケツを片手に歩き回っている。彼女らはバケツに入っている媚薬を立っている女達の体に塗布して回っている。体といっても表面だけでなく、股間にある肉の隙間や後ろの穴まで塗り込むのだが。
俺は目の前の、首輪に『No.38』というシルバーのタグプレートが付いた女を暖簾を潜るように払い除けた。
「ああっ! イクうんっ!」
No.38、つまり何ちゃら総選挙第38位のペットが腋の下を軽く押されてプランと揺れながらビクビクと痙攣している。
俺の手の甲に粘液がネッチャリと付いていた。第38位のペットには媚薬の塗布が完了しているということだ。確かに全身が、ローションを塗りたくったようにヌラヌラと妖しく煌めいている。このペットの体で拭くわけにもいかずそのまま進むことにした。
吊られるように立っている57人のペット達はまるで一種のインテリアのようだった。一人一人の間隔は開いているものの、ところ畝ましと配置されている。しかもこのインテリアは触れただけで達せるようになるほどの強力な媚薬で全身をヌラヌラと煌めかせ、昂る雌欲に抗えずクネクネと躍り出すのだ。
妖しい煌めきを纏い卑猥に蠢き始める調度品をハラリハラリと除けながら行くと、少し開けた部屋の中央にたどり着いた。