ペット達との戯れ 14
「観なくていいのか?」
股座に向かって尋ねた。
あの場で得票数一位に輝いた経験がある敦子が、一緒に歌って躍って競い合った仲間達に尻を向けて肉棒を夢中で舐めている。
「んちゅ、はあっ、ご主人様へのご奉仕より大切なことなんてありません……はむっ、ちゅる……へぁぁ……」
そうだったな。敦子は性欲処理に使われる機会を増やすためにあのグループから抜けたようなものだ。
得票数が高いということはオナペットとして見ているヤローが多いということに等しい。つまりそれだけオンナとしての魅力を付けたということに結び付き、俺の生オナホとしての価値が上がったということだ。画面に映る何ちゃら総選挙は、俺のペットとして磨きをかけた自分の価値を計る機会であり、また、結果でもある。某なんたらがプロデュースしたアイドル達の中でという狭い範囲ではあるが、その中のトップに立つということは、そのグループ内では一番ペットととして存在価値を持っているということになる。
某なんたらは俺の気も知らないで次々と多数の可愛いおにゃの子を世に送り出すからな。その中で誰が一番価値があるか計る機会をあっちで作るのは当たり前だろう。とは言え、世間から票を集めるとはよく考えたものだ。
「ああんっ……れろんっ、ぴちゅ……ご主人様ぁぁ……」
敦子と一緒に陰茎を舐めている真里が堪らないといった様子で甘い声を上げた。男を食い散らかしていても結局は俺のコレが大好物なのだ。我慢できなくてそこらのイケメンを肉バイブにすることは止めはしないが、度が過ぎる。菜々子や彩みたいに俺に遊んでもらえる日を悶々としながら待っていればいいものを。
「ああ……ちゅっ……」
「れろん、じゅぷん……んは……」
結衣とまさみが横から密着し、舌を使って胸板をベトベトに仕上げていく。ただそれだけのことなのに尻を振り乱して恍惚としている。
くぐり椅子に頭を突っ込んでいるさとみは、唇美人として羨まれる唇をアヌスに押しあてて惜しげのないキスを捧げている。キスをしたい唇ナンバーワンといっても過言ではないプルンプルンの唇が俺を尻の穴を貪っている事実を知れば、世の男達は嘆くか羨むかするだろう。世の中には知らない方がいいこともあるのだ。
ポールでは研究生の面々が身をくねらせながら回り、各々悩殺ポーズを決めて俺の興奮を煽っている。左ではポールの前で下品に開脚して腰を躍らせ、正面ではポールを握って突き出した尻をプリプリと振り回し、右では四つん這いでポールに陰唇を擦り付ける。そろそろローションを使う頃だろうか。
「むふうううん……」
スッキリした顔の中にある小さな口に太々とした肉茎を一杯に挿入した敦子が、垂れ目をとろんっと蕩かして俺を見上げる。
悩ましげに眉を歪めて様々なペット魂を込めた視線を外すことなく頭を揺らし、かつての同胞達に向けている尻を振って、口腔奉仕の快感に酔い痴れていく。
「あ、ん、ぁぁ……んちゅうっ、れへぇぇん……」
まさみが乳首をクリクリと弄くられて嬉しそうに全身を震わせながら胸板をネロネロ舐めまくる。
結衣は唇や舌を貪にくるかたわら、尻を揉みほぐされてゾクゾクと震える。
さとみの舌が尻の窄まりをペロンペロン舐め濡らし、皺を熱心に伸ばしていく。
グッポリ咥えてゆるゆると首を振っていた敦子が肉幹を離し、根元の方やら玉やらを舐めていた真里が顔を上げた。高く硬く聳える一本に顔を寄せ合う二人は太い茎胴に目一杯舌を押しあててレローンレローンと擦るように舐め合う。
「ああん……」
「んぅ、ご主人様ぁっ……はああ……」
入り乱れた甘え声がステージからこぼれてくる。ローションを全身に塗りたくって際どいランジェリーをスケスケ状態にした十二人の研究生達が、四人ずつに別れてポールに身を擦り付けながら蕩けた視線を俺に注いでいる。
あっちでは胸を突き出し合って囲んだポールに擦り付け、こっちでは陰部でポールを挟みマンズリの真似事をし、こっちでは尻を差し出し合って尻コキの如く腰を躍らせている。ポールとポールの間では下品なM字開脚のしゃがみ込みやを尻を突き出した四つん這いの数人が、花を添えるように腰をくねらせてより妖艶で卑猥なステージにしようと盛り上げている。
総選挙はようやくメディア選抜の発表という段階に入った。日本のテレビ局は全て俺の手中にあるので、画面に映っているのは一般視聴者が観ているものとは別に回されているカメラから送られてくる映像なのだが、CMなしのだだ流し状態なので飽きが生じた。