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姉・妹ぱらだいす
官能リレー小説 - 近親相姦

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姉・妹ぱらだいす 17

「今更恥ずかしがることだってないじゃん」
「他の誰かが入ってきたら…」
「神経質だね、いっくんは」
…いや、お前が、と言いたい気持ちを何とかこらえる。


その日の学校帰り。
今日は杏奈も葵さんもコンビニにいるので寄ろうかと亜衣ちゃんに尋ねるのだが
「…別に」
亜衣ちゃんの態度がいつになく素っ気なかった。

このまま嫌われると不味いと思い、何とかして理由を聞き出そうと僕は努めて明るく気丈に振る舞う。
すると、亜衣ちゃんは僕の手を引いて通りかかったスーパーの裏にあるトイレに連れていかれる。

「亜衣ちゃん!?」
声を上げると亜衣ちゃんが静かにしろ、と言わんばかりに人差し指を口元に持っていく。

「お兄ちゃん…その、お姉ちゃんたちと…したの?」

「じゃあ聞くけど、もし亜衣ちゃんに弟ができたら、その子の体を見たいか?」
「見て、みたい…かも」
「でも、見るために自分の体を見せる度胸と覚悟はあるかい?」
「それは、ちょっと…恥ずかしいかも」
「逆に父さんが生きていて、もし一緒にお風呂はいろうって言ってきたら?」
「それは嫌!」
「四人ぐらし程度を想定して立てられた家だから、お風呂だって二人で入れたからって快適じゃないんだ。正直言ってどこも手狭だよ」

性的なことでも本番まではやっていないし、亜衣ちゃんもそこまで突っ込んで聞いてこない。
もし杏奈が妹だったら、追求はこんなもんじゃないだろう。

「もしさ、杏里姉がもう一回宝くじ当たったら、おうち大きくできるんじゃない?」
「いっそ、三階建てに建て替えれたら、いや…ビルで一番下がコンビニでその上で住んで、更に上は賃貸にするんだ。最上階は家賃を高くしてやればいい」
「次の店長は、お兄ちゃんだもんね」
「昨日、風呂で葵さんからいきなり聞かされたよ」

結局僕と亜衣ちゃんはスーパーでお菓子を買ってその近くの公園で食べた。なるだけコンビニを使わなくてはと心がけていた分、なんとも言えない背徳感があった。
これはこれで、姉たちには秘密にしておいたほうが良さそうだ。

家に帰るといつものように杏里さんが夕食を作っており、キッチンからはいい匂いが漂っていた。
「お帰り」
いつもの優しい笑顔。

浴室の明かりがついていたので不思議に思うと、亜純ちゃんが出てくる。
年齢以上に大人っぽく見えて、胸やお尻も成長しているような…

少しがっかりな気がする。おとなしくて髪も短いし、女子力も抑えめで同性に近い感覚だった。
いつかは葵さんか杏里さんに近いタイプに成長するのだろう。末っ子の独自性も持って欲しい気がする。
清潔感のあるボーイッシュなんていいかもしれない。

「二階にトイレを作るなら、押入れなんて…どう?位置的にダイニングから遠いし」
「ああ、台所に近いと下に流す音聞こえるもんね」

なにかと影が薄い印象だけど、家族の一員として全体のことを考えてくれている。

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