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幼魔鬼譚〜悪戯好きのアリス〜
官能リレー小説 - ファンタジー系

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幼魔鬼譚〜悪戯好きのアリス〜 84

「…」
眼と言葉が点になる。
(“男の”って見たことあったけど、最近尻に突っ込まれたけど、え?これって、あれ?)
500ml缶の付け根に大人の上腕部以上ある男根。
紅夜叉が今まで見てきたことのない勃起に思考が停止しかけていた
「どうだ坊主。これが見たかったんだろ?」
馬頭鬼が腰を突き出し、誇らしげに弩張を紅夜叉に向ける。
「は!坊主じゃない!玉も竿もないだろ!」
馬頭鬼の言葉になんとか我に返るもとっさに切り返すことができなかった。

「そうか。悪かったな嬢ちゃん。
どうだ。見るだけじゃつまらないだろ?触ってみろよ。」
(うひぃ〜!こいつ質の悪い参拝客(貴重な収入源)より質が悪いぞ!!)
紅夜叉の全身に悪寒が走り鳥肌が立つ。
近づけられる弩張からは熱気と臭気が立ち上る。
「お〜お〜お〜おっさん!ちょっと勘違いしてないか!?
俺が知りたかったのはおっさんがの正体で、チ○チ○は関係ないだろ?」
「こいつも俺の正体の内だ。いまさら怖気づいたか?そうはいかねえぜ。
もっと本当の俺を見せてやるって。」
(畜生!チ○チ○切り落としてやろうか!?)
ジリジリと後ずさる紅夜叉に馬頭鬼はじりじりとにじり寄ってくる。
とうとう紅夜叉は壁に追い込まれてしまう。

「フン!」
紅夜叉の顔の高さにある馬頭鬼の睾丸に気合い一発、全身の捻りを込めた正拳突きを叩き込む。
衝撃がヅドンっと突き抜ける手応えに紅夜叉は勝利を確信した。
「ぅう、いやな感触。」
ぶにゅぶにゅな陰納の革に右拳全体が生温かく包まれる。
拳を引こうとしたとき、突いた姿勢のまま両肩をガッシと捕まれる。
「そうか、嬢ちゃんは竿より玉が好きなのか。」
「な!?」
紅夜叉は馬頭鬼の顔を見ると馬頭鬼の目からは微かに涙が滲み、全身はプルプルと震えていた。
「ふが…!」
紅夜叉は馬頭鬼に頭を掴まれると顔を睾丸に押し付けられた。
「ぶ!臭ぇ!放しやがれ!!」
陰納や股ぐらからは汗臭い獣の匂いが紅夜叉の鼻を襲う。
「どうした嬢ちゃん。真っ先に狙うくらい好きなんだろ?」

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