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おてんば姫、ファニーの冒険
官能リレー小説 - ファンタジー系

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おてんば姫、ファニーの冒険 80

「ウフフ、おもしろい方ですね」
「そうかな、そういえば名前がまだだったわね。私の名はファニーていうの」
「ファニー様ですか、そう言えば隣国の姫君も確かファニーだったような」
遠い目をして何とか記憶を掘り起こそうとするフローラ姫。
「あ、いや、その・・・それよりもこの船がどこに向かっているかわかるかな」
そう問われても、フローラ姫にわかるはずもない。
「わかりません、ただ船員らしい男達がルーグに向かうと放しているのを聞きました」
「ルーグか、全然わかんないわね」
もう少し地理の勉強を真面目にするんだったと心の中で反省してると、急に下腹部から痛みが走った。
「な、なに」
慌ててお腹を抱えるが、痛みはいっこうに治まらない。
「いや、お腹が、お腹が」
「ファニー様、だれか、誰か来てー」
たまらず、大声を張り上げるフローラ姫。
するとドヤドヤと船員達が入ってくる。
そして苦しんでるファニーを見て、嫌らしい笑みを浮かべる。
「どうやら出産が始まったようだな」
「ああ、こりゃ滅多に見れない見せ物だな」

海賊達は船室の真ん中に水浴びに使う盥(たらい)を置き、そこにファニーを立たせた
そこを通るように壁から壁に太い鎖を引き、ファニーの手首を外側に捻り、後ろに向くように両手を肩より上で縛り付けられ、引き上げた
ファニーは力の入らない足で踏ん張らないと、手首に鎖が食い込んだ
前かがみのXの字状に張り付けられた
次に海賊達はファニーが身に着けている物を剥ぎ取る
フローラが抗議の声を上げても、笑い声で打ち消された
軽鎧など、ベルトで固定されている物は容赦なくナイフで切り取った
服は恥ずかしいとこをを隠せる物は無くなり、腕や足、首等に申し訳程度に切れ端が残ってた
海賊達はファニーの裸に感嘆を上げながら、盥に冷たい海水を向う脛まで注ぐ
ちょうどその時、船室にカリンカが入ってきた
「へえ、ちゃんと出来てるじゃない」
「へへ、先生に鍛えられてるからね
さあ!準備万端だ!張り切って生んでくれ!」
「だ、誰が、あんな、クラゲなんか…」
ぐるぐるとお腹が呻くたびに男達は歓声を上げる
腕を捻り上げられているせいで、前かがみになり、お腹の蠢きに身悶えすると、突き出したお尻をくねらせてしまう
ファニーの動作の一つ一つが男達を喜ばせる
「やめよ!」と叫ぶフローラだが、侍女の檻と一緒に檻ごとファニーの良く見える所まで引っ張り出され、見せ付けられた
目を背けたくなる光景のはずだが、そむけることが出来なかった
無数のランプに照らされ、汗の噴出すファニーの体は輝いていた
悶え苦しみ、身をくねらせる姿はなんとも官能的だった
フローラと侍女は呼吸を荒くしていた
「ふむ、がんばるね」カリンカは口を開いた「一つ教えておくよ
そのクラゲはすぐに生めば一匹一匹バラバラで出てくるけど、がんばれば個々がくっ付きあって一本の固体になるよ
そいつは弾力性が強いから人の括約筋じゃ、まずきれないから」
クスクスと笑うと海賊達が歓声を上げる
「先生!」一人の海賊が元気良く手を上げる「つまり頑張れば頑張るほど、一本糞のようになるんですね!?」
カリンカの履いてた靴が答えた海賊の顔に当たる
「正解よ」
にっこりとしているが、下ネタは平気だけど、下品な言葉は苦手なカリンカは靴を投げつけていた
靴を取った海賊は靴を鼻に当て、スーハ・スーハとすう振りをしながらカリンカに返した
どっと笑いが沸く
「ちなみにね、さらに我慢をすると、圧力でさらに太くなって、弾力も上がるのよ
ま、お尻が裂けることは無いけどどこまで頑張れるかしら?」
「いやだ、いやだ、いやだ」
ぶつぶつと声をもらしながら堪えるファニーの口からは牛のように涎が糸を引いていた
「魔法使える奴はいる?大きい氷を出して盥に入れてあげて頂戴」
うぃ〜す、と言う声に屈強な男が後ろに下がった
それにさらに屈強そうな男が三人ついて行く
三人は並んでガードの体勢を取ると「ウッショ来ぉい!!」と叫ぶと最初の男が氷の魔法を発した
大きな氷塊が三人を直撃、互いに吹き飛んだ
「先生!氷の用意できやしたぁ!」
「ご苦労様、早速入れてあげて」
カリンカの指示の元、ファニーの股間に届くくらいの大きな氷が盥に放り込まれた
みるみると足から体温が奪われ、力が入らなくなる
ガチガチと歯を鳴らし、震えるファニー
「だめ、だめ、だめぇ!」
「ファニー!ああ、駄目よ!頑張ってぇ!」
ぶぼりゅりゅりゅりゅりゅ…
「いやぁぁぁぁ…」
弱々しいふぁにーの悲鳴に反比例して、肛門から太い一本の固体になった子クラゲが行きよいよく飛び出す
「お〜お、出てくる出てくる。いったいだどれだけ抱えてたんだ」
海賊達は呆れて様なことを言いながら笑う
最後の方は細くなり、ブランとお尻の穴に垂れ下がった
カリンカはそれを掴むと軽く引っ張った
ピクンとファニーの体が反応したが、それ以上動かなかった
「なんだ、思ったよりだらしない娘だったのね」
どこかがっかりとした声で、最後のクラゲをズルリと引き抜いた
カリンカの指示でファニーは鎖から外され、首をに繋ぎなおされると、そのまま檻に放り込まれた
男達はクラゲや盥を回収して部屋を出て行く
後でファニーの元に、食材などを保存する口広な瓶に入れられた子クラゲが届けられた
中には三匹のクラゲが漂っていた

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