幼魔鬼譚〜悪戯好きのアリス〜 38
いきなりのことに白面は目を見開き、激しく頭を揺らす。
苦しがる白面を無視し、猿は腰を前後させる。
だが苦しみながらも、白面は前後に出し入れされる肉棒に、懸命に舌を動かして奉仕をする。
「んちゅ……んぐ……んん…んっ!」
涙目で周りを見ると、他の猿達が我慢しきれずに、自らの手で肉棒をしごき始めていた。
(猿がオナニー覚えると、死ぬまでやり続けるっていうけど……)
そんなことを考えながら、白面はワンピースの裾を捲り上げていった。
白いショーツが露わになると、猿達から『おおっ…』と感嘆の声が上がる。
「くぅ…出る……」
その時、口を犯していた猿の肉棒がドク…ドク…と脈打った。
「むぐぅぅ…んんっ……」
口の中に流し込まれた精液を、苦しみながらもコクコクと飲んでいく。
「……ぷはぁっ」
口から肉棒が抜かれると、白面が笑みを浮かべ猿達に話し掛ける。
「みんな出したいときはちゃんと言ってね。全部飲んであげるから」
そしてショーツを脱ぎ、座席の上で足を大きくMの字に開く。
またも『うぉーっ…』と声があがる。
猿達の手の動きが速くなる。
今までの行為で、白面の秘所も濡れていた。
「いっぱい見てね…私のオマ●コ……」
すでに左右に開いているワレメに手をあてがい、自ら大きく広げ見せると、陰唇に隠れていた蜜がツツーと流れ落ちた。
「もう我慢できねぇっ! 出るっ!」
一匹が肉棒を白面の顔に突きつける。
それを口に含んだ瞬間、ドクドクッ!…っと精液が放たれる。
この頃にはもう慣れたもので、咽ることもなく、白面はゴクゴクと精液を飲み下していった。
「おっ、俺も俺もっ!」
「次は俺だっ!」
「はいはい、順番にね」
差し出される肉棒を、次々に咥えていく白面。
……こうして目的地に着く頃、白面のお腹は20匹分の猿の精液で一杯になっていた。
バスを降りるように言われ、数歩進むと慌てて口を手で押さえる
―ゲフ―
大量の精液と共に飲み込んでしまった空気がゲップになる。
「うう…、息がザーメン臭い」
一滴もこぼさず飲み込んだため、服は汚れていないが股間は湿って気持ちよくなかった。
白面が進む周りを猿達が取り巻く様に付いてくる。一匹は赤いコートを持つと言う。
「この人に付いていけば良い目を見れる」と考えたのだろう。