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僕の侍女はどこにいるの?
官能リレー小説 - ファンタジー系

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僕の侍女はどこにいるの? 142

「会った時・・・ですか。あの時は、戦いになって、格闘戦になったと思ったらいつの間にか犯されてしまってて快感に負けちゃったのですよね。デーモン族をあんな下し方で倒す人は珍しいですよ。」
何だかしみじみと思い出すように言う。
どうやら父さん、若いころは(いや、今もかな?)僕が思ってた以上にHだったみたい。
人間の女性と違って魔族の女性は強姦など意に反した性交でも快感を味わえるから問題にならなかったけど、考えてみると恐ろしい。
まあ、レスカさんの娘のマリューカさんをHで使い魔にした僕が言えた義理じゃないけどね。


「皆様、素晴らしいセ○クスでした。これで完全に問題は解決しました。おめでとうございます。」
部屋の隅で見守っていたシャーテさんが言った。
「もう呪いも性欲の暴走もありません。平穏な生活に戻れますよ。もしご不安なら・・・時々お呼びください。」
ユカさんが言った。
「これで・・・これで、長かったバランの一件も、完全解決だね!!!」
僕は湧き上がる喜びを抑えきれず、満面の笑みを浮かべて言った。
「よかったなリスペクト。父さんも安心したぞ。」
「うん・・・父さん、ミリィさん、レスカさん、シャーテさん、ユカさん、いろいろ世話掛けてごめんなさい。」
「いや、悪いのはバランだ。お前が謝る必要はない。」
「うう・・ありがとう。」
僕は嬉しさが昂じて、とうとう涙まで出てきた。


――――――


そしてその日の夜は、全員でのパーティーになった。
子供たちはきゃいきゃいと騒ぎながら、ケーキや肉を食べたり取りあったりしてる。
父さんも母さんも、完全解決の喜びで表情が明るい。
シーリィたち妹3人が、試験や学業で参加できないのだけが心残りだけどね。
シャノンさんはすっかり明るさを取り戻し、僕のそばにいるエリーのそばで一緒にサラダを食べてる。
反対側を見ると、ディバーズさんとアリオ君がワインを飲みながら何か語り合ってる。と思ったら2人とも泣き出した。
僕がいない間、何かと苦労したんだろうねぇ・・・・ごめん。
父さんと母さんは、レイトを間に置いて、並んで座ってる。僕の正面に。
今日の料理担当はミリィさんとレスカさん。
Hの後で疲れてる・・・と思いきや、「ライール様やリスペクト様のような絶倫の殿方と交わるのは、サキュバスである私にとって回復効果こそあれ疲弊などしません。」とは笑顔で語るミリィさん。
「いつも料理担当なんですし、やっぱり料理の腕をふるって祝いたいです。」と言ったのはレスカさん。
2人とも幸せそうに作業してる。
普段料理はあまりしないミリィさんも実は料理上手だったとは聞いていたけど、実際に目にするのは初めてだった。

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