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豪華客船で婚活旅行
官能リレー小説 - 年上

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豪華客船で婚活旅行 2

ただ、少し布面積が小さい気がするが…。
幸生はどんな水着を着てくるだろうか。あいつも結構筋肉質だからこれと同じようなきわどいビキニが用意されているかも知れない。
僕は外に出て隣の幸生の部屋に向かう。本当は部屋の隠し扉から直接行けるのだが、今は普通に廊下を通っていくことにした。
コンコンッ
ドアをノックしてしばらく待つが返事はない。
まだ寝ているのかと思い、今度は強めにノックをしてみる。それでも反応はなかった。
さっきまでテレビの音がしていたのに急に静かになったような気がした。

もう一度ノックをしてみる。
「プールのイベントのことなんだけど。」
「わかってる。すぐ行くから先に行っててくれ。」
「わかった。早く来いよ。」
「あ、ああ。」
振り向くと船長さんが待っていた。
「プールの場所に案内してあげるわ。お友達はどうしたの?」
「まだ、何かしてるみたいです。」
「そう。なら、先に行きましょうか。」
「あの、イベントって何をするんですか?」
「くじ引きで決まった女性とチームを組んでもらうわ。」
「へぇー、面白そうですね!」
「ええ、まぁ…でも、運が悪かった人はちょっと大変かもね」
船長は意味深なことを言った。一体どういう事なんだろう?
「ここがイベント会場になるプールよ」
そこはまるでリゾートホテルにあるプールのように広々としていて真ん中に大きな噴水があった。船の中とは思えなかった。
幸生の姿はまだない。僕はプールサイドに座って彼を待った。
「おい!こっちだ」
遠くの方から幸生の声が聞こえた。声の方向に目をやると幸生の他にも数人の男性が見えた。みんなガタイがよくて肌が浅黒い。
幸生はこちらに向かって歩いてきた。彼も僕と同じようなきわどいブーメランパンツを履いているが、色は派手な黄緑だった。
「遅かったじゃないか」
「まあ、色々とあってさ。それより中々の履いてるな」
「お互い様だ。と言うか他の連中もだな」
「それよりもさ、アッチを見てみろよ」
言われた方を見てみると女性達がいた。しかも結構布面積が小さめで大胆なのばかりだ。
「おおっ、あの中の誰かとチーム組むのか」
どの人になるのかはまだ分からないが楽しみだ。
「とうとうこの日が来たか」
「ああ、やってやるぞ」
「良さそうな女ばかりだな」
「コレは堪らないな」
周りの男達も盛り上がってる。
「で、周りが騒いでるが何するんだ?」
「さあ?でもなんだか楽しそうじゃないか?もしかしたらエロゲやAVみたいなムフフな事だったりして」
「オイオイ」
僕はだらしない顔の幸生に呆れたけど、この時はまさか正解だとは思わなかった。

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