新しい性活 4
そんなもんなのかな?・・と、僕は思った。
確かに小6までは自分も母親と一緒に風呂に入っていた。
そこには当然ながらムラムラした感情など湧く筈もなく、そう考えれば、家族同然の生活を送っている同年代の女の子と一緒に風呂に入ったとしても、そこに何らかの問題はおきないような気もした。
だったら、姫野さんを家族だと思えば・・・
僕はそんな思いで、前を歩く姫野さんの尻を眺めた。
(・・・・**・・・・ゴクッ)
僕の短パンの中身が・・モッソリと動いた。
そんな話をしてる間に僕達はクラブハウスに辿り着いた。
「鍵がかかってるんじゃあ…」
「大丈夫よ」
そう言うと姫野さんはポケットから一本の鍵を取り出してクラブハウスの鍵穴に差し込んで回した。
ガチャリ…と音がしてドアが開く。
「ふふふ…私は生徒会長だから、校内のあらゆる施設のマスターキーの所持を許されてるのよ」
「凄いなぁ…あ、でもこれって職権乱用じゃない?」
「だから二人だけの秘密よ♪」
そう言って姫野さんは可愛らしく微笑んだ。
僕たちは、いくつもの部室を横目に見ながら、非常灯だけの、薄暗い、クラブハウスの廊下を進んだ。
「この奥にお風呂があるの」
姫野さんが指したプレートには
「女子更衣室・シャワー室」
「男子更衣室・シャワー室」
とあった。
「じゃあ、お風呂で合流しよう」
姫野さんはそう言って「女子…」のほうのドアから入ろうとした。
「えっ…?」
「雄馬君は男子の方を通ってきてね」
確かに、更衣室、だけど、誰もいないのに、ここは律儀に守るところなのだろうか?と思って、僕はそのようなことを聞いた。
「やっぱり突っ込まれる要素は、無くしないと。異性が入れないところに入ったら、かなりの重い処分よ」
「二人だけの秘密で、お風呂入ろうと言うのにですか??」
ここで、姫野さん、にやりと笑った。
「裸で抱き合っているくらいなら、不純異性交遊とはみなされない!…つまり一緒にお風呂入ること自体は違反ではない!じゃあ、あとで!」
そう言うと姫野さんは女子更衣室の方へと入って行った。
僕がその背中を見送っていると、それに気付いた姫野さんは更衣室の入り口から僕に向かってお尻を突き出し、履いていた短パンをペロッと下げた。
暗闇の中に白いお尻が浮かび上がる。
そのお尻がプリンプリンと左右に振られた。
それで僕は一気にスイッチが入り、男子更衣室へと一目散にダッシュしたのだった。
勃ち上がったソコはズボンを脱ぐのに邪魔だった。
普段は覆われている亀頭が、パンツに擦れる度に、ゾワゾワとしたものが込上げてくる。
完全に勃ち上がってしまうと鈍感になるそれも、途中段階は一糸の通過も感じる程に敏感となるから不思議だった。
それでも僕の脳裏には左右に振られた白い尻が焼き付き、半勃起状態でありながら、先走りがパンツを濃く変色させている。
「ったく・・・」
前立てを捲り上げると、見慣れたモノが顔を出す。
僕は第三者的視線でソコを眺め、まるで他人に言うかのようにソコに向かい口を開いた。
「いいか・・・落ち着け、落ち着け・・・時間はたっぷりあるからな・・」
僕は小さく深呼吸すると、パンツと一緒に脱いだズボンを脱衣篭に放り投げた。