特進クラスの日常と事情 18
「ふぁふひぃ、ふぁふひぃぃ…」
野乃花は愛おしそうに敦司の破裂しそうなそこをしゃぶり続け、手は自らの股間を弄り続ける。
「野乃花、幸せそうだな」
「しははへはおぉ」
野乃花は口に含んだまま応えた。
「そろそろ、ハメさせてくれよ」
「こんなに硬いんもんね、欲しくなっちゃうわ」
「野乃花に出さなきゃ、収まらないからな」
敦司は野乃花と立ったまま繋がり、そのまま彼女を絶頂に導き、立て続けに立ちバックではたっぷりと野乃花の中に放つ。
「なんだか、ヤリ収めみたい」
「どうしたんだ?急に」
「知らないの?政府の女性の活躍の場を増やそうって動きに同調して、特進クラスの枠が女子だけ増えたの。五人分」
「どうせPTAがゴネて実現させたんだろ」
「それが、成績で決まらないの。推薦で決まるんだって」
「じゃあ…親もこの学校出身とか寄付を多くしてるか、委員とか部のレギュラーとか学校に貢献してる生徒ぐらいだな。スポーツ推薦や奨学生はまず無理だろ」
「毛並みだけで優秀か分からない子をパートナーにできる?」
「なんで、俺がパートナーを増やす前提なんだ」
どうせ知られるのだからと、野乃花は新しい情報を口にするが、敦司はどう対応すべきか占い師に委ねようと思った。
「でも今すぐヤリ収めってことはどっちにしろあり得ない…野乃花、こう、両手で俺の肩を持ってくれ」
野乃花がそうすると、敦司は野乃花の両脚を持って、勢いよく、まだまだ続けられるソコを突き刺した。
「あぁっ、ええぇ、ひゃあ、駅弁なんて、初めてぇ…ひゃああぁ…」
敦司と野乃花はそのまま三回は続けた。
あのあとすぐに予約して、その予約の日、敦司は占い師のもとに行って現状と聞いた話を説明した。
カンナはあまり切らずにタロットカードを数枚表に返した。
「複数の未来が見える…まず、その追加になる5人のことは、まだあまりに不確定要素が強いからあとにしよう。『ヤリ収め』って言葉に気を取られているのかな?」
「ええと」
「野乃花とヤリ収めになってしまうケースを考えてみよう」
カンナはタロットカードを除けて白い紙とペンを取り出した。
「1、男子の誰かの順位が上がる…」
カンナはそこから数行あけてペンを移動させた。
「質問は待って。この後に場合分けをもう少し書くから」
「2、君の順位が下がる
3、女子の誰かの順位が上がる
4、野乃花の順位が上がる
5、野乃花の順位が下がって特進クラスから去る
6、野乃花が妊娠する…大項目はこんなところかな」
カンナは敦司の顔を伺うように見ながら言葉を続ける。
「君は妊娠に反応したが、たしかあの学校の特進クラスは女生徒の妊娠は否定していない・・・いやむしろ奨励されている」
「そうなの?・・・」
実は敦司はさほど学校について詳しくない。
と、言うかとりあえず成績を上げれば将来が安泰と言う事ぐらいしか興味が薄かったのもある。
「ええ・・・『校内の異性の生徒、だれか一人を自由にパートナーに選んで、寮の自室で一緒に暮らす権利』は肉体関係が発生してもおかしくないが、むしろそれを奨励しているシステムよ・・・何故なら優秀な遺伝子を残す事も大事だから」
カンナの言葉に何か納得してしまう敦司。
アキラも野乃花も妊娠に関して嫌がってるどころか、むしろ求めてるように感じていたからだ。
「じゃあ・・・野乃花は・・・」
「妊娠と言うには時期尚早かな・・・成績に関しては、彼女はセックスが満ち足りていれば上がると出てる」
カンナの言葉に少し敦司は安心する。