特進クラスの日常と事情 17
その言葉に敦司は身を起こすと、アキラも続けて身を起こす。
2人の様子はまだ余力がありそうだった。
「んじゃシャワーでも浴びるか」
「うん、そうしよっか」
敦司はそう言って野乃花を抱き寄せ、その身を支えながら起こす。
半ば腰砕けだった野乃花はふらふらと立ち上がり、敦司に支えられながら風呂場へと歩く。
そして風呂場に入る3人。
風呂の椅子に野乃花を腰掛けさせる敦司だが、そうなると当然のように敦司の股間が野乃花の眼前に来る。
その敦司の股間は・・・
まだまだヤリ足らないと言わんばかりに勃起してたのだ。
「うそ・・・まだ勃起するの?!・・・」
「そうだよ、ボクと一日中ハメてもいけるしね」
アキラから絶倫と聞いていたがこれ程とは野乃花も驚きを禁じ得ない。
元から素養があったのが、アキラとの性生活で才能を開花させたのだろう。
シャワーを浴び終わり「じゃあメシにする?」とアキラが言った。
アキラは、体を軽く拭いて、すぐにテーブルに着いた。
「私も…してみようかな」
野乃花も、体を拭くと、多少俯き気味に、前を隠し気味に、テーブルに着いた。
これでは、敦司も服を着る雰囲気ではない。敦司も続いた。
四人用のテーブル席は片方が長椅子だが、アキラは長椅子に敦司と野乃花を座らせて対面に座る。
そして食事を始めるが、野乃花の意識は敦司の股間の方へ向いていた。
(凄い・・・回復しちゃってる・・・)
敦司の股間は食事が進むにつれ、天を向いていきりたっていく。
あれだけ回数こなしたのに、それすら無かったが如くの回復力だった。
野乃花も経験も豊富だしセックスも好きだが、ここまでタフな男子は初めてだった。
ガツガツと男の子らしくコンビニ弁当を平らげた敦司は、横の野乃花の背中に手を回して抱き寄せ、豊かな乳肉をこね回す。
「まだヤリ足りないから、寝るまでセックスな」
「えっ?!、まだ足りないの!」
「当たり前じゃん、敦司とボクは暇さえあればハメてるって言っただろ?」
敦司の言葉に驚く野乃花にアキラが笑いながら言う。
アキラの言葉通り敦司はまだヤリ足りてない。
むしろ、アキラとの性生活ならここからが本番だ。
そして、敦司は野乃花が食べ終わったことを見届けるとすぐに、長椅子の上に押し倒すように唇を奪った。お互いの食べたものの味が混ざり合うが、そんなことは二人にとってどうでもよかった。
そしてすぐに、敦司は野乃花を抱え、カーペットの上に横たえた。
「野乃花、オナニーして見せて」
「敦司こそ、こんなにカタくして辛いんじゃない?」
「じゃあ、自分でしながら俺にもしてくれ」
アキラが女らしい体つきになったのに対し、野乃花も肉体からピアスが減っていた。
彼女たちが筋トレや痛みや自慰で得ていた快感より、敦司とのプレイで得る濃厚な一体感やアクメの方が勝ると物語っていた。
野乃花は手は自慰に用いるので、口で敦司の怒張を愛撫していく。
彼女は一人の際は道具で同時に陰核と膣とアナルを一度に責めることもあったが、自分と本番をするのに用いる男根を舐めたりしゃぶるだけでも興奮していつもより早く濡れる。