うちのマネージャー 131
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名残惜しくも共恵を送り届け、屋敷に戻る。
心配して乗り込んでくるなんて、こんなに愛されてるんだと学校中に言い広めたいほど嬉しくて、ますます愛おしくなる。
聡介の件で、頼るところを間違えた事が痛恨のミスだった。
後処理をイズミに押し付けたおかげでこんな役目になるなんて…。
ため息をつく健哉を乗せて、車は再び三条家の門をくぐった。
出迎えたのは、バスローブを身にまとい不敵に笑うイズミ。
「さ、はじめるわよ」
はぁ。。。健哉は今日何十回目かのため息をついた。
丈の短いバスローブから出る張りのある生足、キュッと上を向いたお尻、突き出している形のよい胸が隠れているであろう谷間のチラ見せも、生まれた時から一緒に育ってきた健哉にはグッとくるものがなく、共恵と比べてはため息が出る。
「失礼なやっちゃなー、ま、ええけど。聡介は二階や」
聡介いわく、薬は2種類、靴箱に入っていたらしい。
共恵に使った媚薬と、もうひとつは精力剤。
使った媚薬の量が少なくて効果は大したものではなかったが、興奮した聡介は精力剤を恐らく1週間分を1度に飲んだらしい。
俺の役目は、聡介を起こすこと。
カーテンを閉め、間接照明をいれる。
イズミは鼻歌を歌いながらローションの準備。
キングサイズのベッドの真ん中でいびきをかく聡介の両手首を拘束し、ベッド柵に繋げる。
いい加減に麻酔も切れる頃なのに、、チッと舌打ちをし、聡介のズボンを脱がしにかかる。
聡介は熱血漢で確かにバカだが、そこそこいい男に分類される。
だから、イズミもオモチャに選んだのだ。
「おい、パンツは?」
「脱がすのメンドイから脱がしといてー」
「はいよ」
・・・何が悲しくて男のパンツを脱がさねばならんのか。はぁ…
ベッドにのぼり、ズボンとパンツを掴み引きずりおろすと、ぶるんと勃起したモノが飛び出した。
「げ、コレずっと勃ってんの?」
「強力な精力剤やったか、まあ若さもあるやろうけど、ふふ、美味しそう」
そういうと、むんずと聡介のイチモツを掴んだイズミは口に含み舐め始めた。
まだズボンを脱がしきれてないのに、我慢しろよ。
ジュブジュブ聞こえだすと、聡介のくぐもった声ももれだした。
ズボンを脱がし、両足首を固定した。よし、準備完了。
麻酔が切れかかる中、一方的に攻められている聡介は眉間にシワを寄せ、呼吸が荒くなっている。
ペチペチ、ペチペチ、顔を叩き声をかける。
「おい、聡介起きろ。おい、食われんぞ」