変わりゆくキミと 41
「毎晩、ナースにしゃぶられて経験積んだもんな」
「タクミさんそれは内緒にしてくれるって…」
拓実の言葉に翔平が焦る。
「どういう事?」
「ナースも夜勤だ日勤だで以外と彼氏ができないって溜まってる女が多いんだよ。そういう女は見ればわかるからな、ギブスで動きにくい時にさ、夜トイレのふりして呼び出して誘ったら直ぐに乗って来るんだよ。向こうもそういう遊びに慣れてるんだろうな。倫理観壊れてて簡単にヤらせてくれる。」
拓実は語り続ける。
「4人も遊び相手ができちゃったから入院中はフミノの相手出来なくてゴメンな。毎回発情してチンコ欲しそうな顔してるからついつい、しゃぶらせたりオナらせたりガス抜きはしてやったんだし許してくれよ。それに病院でエロい事するの興奮してたんだろ?セフレナースが協力してくれるから出来てるんだから感謝しろよ?」
頭の片隅で疑問には思っていたが拓実が男としての力でこの環境を作り出していた事に驚く。
「そうだったんだ、たっくんもショウくんもナースさんとエッチな事してたんだぁ…それなのにわざわざ私を呼び出して弄んで…私だってたっくんとの生ハメ楽しみにしているのに…」
文乃は翔平の肉棒をパイズリし続けながら拓実との会話を続ける。
「悪い悪い。文乃とはいつでもできるからさ、ナースとできるのは今だけだし、コスプレじゃないナースって思うとテンション上がってさ。退院したらたくさんしてやるから」
「ホントに?私もいっぱいしてくれる?」
「ああ、マンコから溢れるくらい中出ししてやるから覚悟しとけよ」
「約束だからね」
そんなやり取りに僕の嫉妬心が燃え上がり肉棒を握る右手の動きが早くなっていく。
「わかってるって、それにちゃんとフミノのためにご褒美も用意してあるんだぞ」
「ご褒美?何かな…嬉しいわ」
拓実が翔平に目で合図を送る。それに気がついた翔平の顔が赤くなる。
なんとなく拓実の言うご褒美の予想がついてしまった。これからソレを見れるのかと思ったら気持ちが悪くなるほど興奮が昂る。
「僕の童貞を貰ってください…」
翔平は文乃にパイズリで肉棒を弄ばれながらそう言った。
「ショウヘイも退院決まったんだよ。ソレで退院祝いにフェラだけじゃなくってナースとヤらせてやるって話になったんだけど、ショウヘイはフミノがイイって言うからさ」
拓実はそう言って翔平の肩をポンポンと叩く。
「初めてフミノさんにフェラして貰ってからずっとフミノさんの事が忘れられなくって…」
思春期の少年の真っ直ぐな思いが僕にまで伝わって来る。
そして、こうなったら文乃がどうするかも想像できてしまう…
相手が押して来る隙を作って断るも結局押しの強さに負けてと言い訳しながら受け入れる。未成年の童貞卒業の相手なんて文乃好みの背徳的なセックスのシチュエーション。
どれだけ乱れるのかと思ったらもう我慢も限界だ…
「嬉しいけど、童貞は貰えないわ。ソレは本当に好きな人としなきゃダメよ」
予想通り断るけれど、『童貞』『好きな人』なんてワードは翔平にというよりも文乃自身、自分がより意識するためにチョイスしているのだろう。
「そんな…フミノさんが僕の初恋です。こんなに女の人の事を考えて胸が苦しくなるのは初めてなんです!」
翔平も本気なんだろう、そしてその真っ直ぐな思いは文乃の背徳の感情をより昂らせてしまうのだろう…
「気持ちは嬉しいけどやっぱりダメだわ。こんな事して説得力無いのはわかってるけれど、やっぱり初めてのセックスは恋人とするべきだわ」
文乃は一旦射精させて落ち着かせようと思ったのか翔平の肉棒の咥えると激しいフェラを始める。
「ズルいよ。子供だからってオモチャにして。ボクだってボクだって…」
翔平が文乃を押し倒す。
「はぁはぁ…」
そして、翔平は暴動した肉棒を文乃のアソコにあてがう。
「うっ!」
翔平に文乃がレイプされそうになったその瞬間、僕は射精を迎えてしまった。