PiPi's World 投稿小説

僕は決して強くはないから
官能リレー小説 - ハーレム

の最初へ
 19
 21
の最後へ

僕は決して強くはないから 21

この事件は柳瀬家が総力を上げての情報戦と言う事だった。
これであの人も色々なものを失うだろう。

でも、無論これが終わりじゃなかった・・・
数日後、紺野正樹は保釈金を払い保釈される。
そして検察との裁判に臨むと言う。

「そうか・・・分かった・・・」

僕が学校から帰りこの騒動を聞いた時、紗枝ママは誰かと電話をしていた。
そして電話を起き、ため息混じりに言う。

「麻衣は『家族で夫を支える』と言ってきかぬらしい・・・困った事じゃ・・・」
「じゃあ、妹達は・・・」
「拒否する両親からは引き離せぬ・・・悠樹ですら苦労したのじゃ・・・これで屈服するかと思えば、なかなかに厄介じゃの」

紗枝ママも困った顔をするが、控えてる秘書のお姉さんに言う。

「紺野グループ数社に狙いを絞ってTOBを行うように・・・少しでも切り崩して揺さぶるのじゃ」
「了解しました、お屋形様」

大きな戦いを見るようで僕も何か緊張してしまう。

「心配するでない・・・必ずあやつに制裁する・・・じゃが時間がかかるから次は悠樹を直接虐めた連中をどうにかしてくれよう」

「紗枝ママ、ありがとう。全てお任せします」
「うむうむ、そうやって悠樹はデンと構えてれば良い」
「ええ、僕は柳瀬家の次期当主ですからね」
「良くぞ言った。それでこそ我が子よ!」
僕が柳瀬家の次期当主だと言うと紗枝ママは何時もの厳しい目ではなく。
優しい目で「それでこそ我が子」と褒めてくれた。
紗枝ママの優しい眼差しに僕はこの人こそ実の母だと思えてきた。
そして、産みの母である麻衣の事はどうでも良くなってきた。

「後、母さんはもう放っておきましょう。父を始末したら母さんは何所かへ隔離させてください」
「ほうほう〜思い切って事を言うのう。確かに麻衣は我が一族に不用かも知れぬ」
父を始末したら母を隔離してくれという僕の頼みを紗枝ママは少し驚くが、直ぐに母麻衣は不用な存在だと納得する。
「うむ、悠樹それで行こう。ただし、智樹も一緒に隔離させるぞ。あの男の血を色濃く継ぐ智樹は危険だからのう」
「承知してます。あの二人は柳瀬家にいりませんからね」
「流石は悠樹、お前はやれば出来る子だ」
母と智樹の始末を決意した僕を紗枝ママは多いに褒める。
どうやら紗枝ママは僕を得て母を既に見放していたんだろう。
そんな時、僕の身体に変化が起きていた。

「あっ何か股間がジンジンする…」
「悠樹、どうしたのじゃ?」
「紗枝ママ、こっ股間がジンジンする!!痛いよぉ!!」
ビリィ!ビリィ!ビリビリ!ビリビリ! ビリィ!ビリィ!ビリビリ!ビリビリ!
ビリィ!ビリィ!ビリビリ!ビリビリ! ビリィ!ビリィ!ビリビリ!ビリビリ!
突然、僕の股間は熱くなり腫れ出して短小の包茎ペニスは一気に巨根に怒張して行き睾丸は一気に膨れ上がりズボンを一気に打ち破る。
まるで抑圧された物から解放される。

「おお、悠樹よ。遂に覚醒したんじゃなぁ!」
「紗枝ママ、覚醒ってなんなの?」
ズボンを突き破り立派に怒張した僕の股間をみるなり紗枝ママは覚醒したと大喜びする。




・・・遠くから誰かが呼ぶ声がする。

「悠樹っ!、しっかりしろ!・・・大丈夫かっ!」

紗枝ママの声。
僕はあの人の逮捕を聞いて気を失ってしまったみたいだ。


勿論、股間は殆ど膨らみが無い。
あんな非常識に大きくなったのは倒れた時の夢みたいだ。

あまりに非現実的だけど、ちょっとした深層心理も入ってたのかもしれない。


そんな事より、僕は地道に自分を磨かないと駄目だろう。
いきなり手術や薬で大きくできたとしても、中身が伴わなければただ快楽を貪ってるだけだ。
そんなのは嫌だ。

「さぁ、ご飯を食べ終えたら七海を相手してやるのだ」
「はい!、ママ」

小さくて包茎でも何時かは認めて貰えるようになる。
僕はそう心に誓いながら食堂へと紗枝ママと共に向かったのだ。


「紗枝ママ、日曜に山に行くって…何があるの?」
「おお、それじゃ!狩りに行く。代々当主の嗜みのひとつじゃ。明日は四輪バギーの運転を練習し、おもちゃの銃で勘を磨いておけ」
「うん」

ほんとうはそんな遊びには興味ないけど、非道な紺野グループの壊滅を達成させて欲しいので、紗枝ママに素直さを見せておく必要がある。

「で、今日は誰を抱く?」
「有里恵と…みずねぇ」
「学級委員と担任教師か、特色ある相手からは学ぶことも多いだろう」

両親も弟も捨てて力のある叔母についた。まるで戦国乱世のようだが、誰もが見れる形であの横暴で傲慢な紺野の面子を潰してくれた。
この恩に報いるため、次期当主としての勤めを果たす覚悟だ。もし紺野グループの後継者になれたとしても、ここまで支えてくれる人達と心の交流はできなかっただろう。
肉体が今以上に成熟してもしなくとも、ここに僕を求める女性がいる限り励もう。

SNSでこの小説を紹介

ハーレムの他のリレー小説

こちらから小説を探す