PiPi's World 投稿小説

女学園の王子様
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

の最初へ
 18
 20
の最後へ

女学園の王子様 20

「執事服だと嫌がれると思いましたので」
輝もライナの過去を知っており気を使って尋ねたが彼女としては恩義がある以上、無理をして女性が着る服装や金髪のウィックを装着している。歩様は手足を四隅に枷でベットに固定されており矯正器具が装着された肉棒を晒し初々しくライナの秘所も反応した。
「失礼します」
犯しているという感覚にぞくぞくするライナ、すると輝は彼女の尻を撫で蕾を撫でる。
「あんっ、輝様ぁ」
当然此方も開発済みか……輝は笑うと肉棒を差し込んだ。

ライナのアナルは難なく輝のモノを飲み込む、適度な締め付けに彼も理解した。彼女は日本に辿り着く前に過酷な調教をされていた事を……祖国のロイヤルファミリーがライナを日本に亡命させたのも国内に留めておけば欧米からの外交問題にされる。ライナを牝奴隷に仕立て上げようとした男らは消された事も知っている……彼女は女性である事を受け入れてないが、歩の為に無理にメイド服を着ているのだ。
「(彼女の嫁入りにも考えないとなぁ……)」
一応帰化し養子になっているが嫁の貰い手になるとかなり難しい……
歩が自分を夫として選ぶのなら……ライナの旦那さんも探す必要もある。


数時間後、二人を学園まで届けた輝は歩のこれまでの事が分かる資料に目を通していた。やはりキャラバン内では孤児らのお姉さんポジであり、今の女学園に入学したのもキャラバンの支援を櫟家現当主がする事で来たのは本当だ。櫟家当主が今更彼女を迎え入れたのは自責の念があったのだろう、反対する肉親を隔離してまでもだ。
「この分だと嫁入り先で苦労するな」
輝としては彼女を単に孕み袋にするような男や名門に渡したくはない、母親の実家がまさにソレで今は傾いている……跡継ぎの男子が産まれず女性ばかりになり妾の間に生まれた男性が当主になっている。
本妻は何も知らずに嫁いだが自身も娘しか産めずに夫を追い詰めてしまった……無論一族に若手男性は居るのだが先天性の身体障害により車椅子が手放せない状態であり彼を補佐する名目で妾の子を迎え入れた。思った以上に有能であり今では当主である。



御守家……戦前から続く名門一家であり華々しい地位もあるが闇も多い一家で妾の子がまた当主になってしまった、御守 陣は自分の素性を知ったのは永眠する前の母親からだ。その後この一族に迎え入れられた、健全である事を理由、高坂家に嫁いだ伯母の後押しや反対していた親族らが永眠したり痴呆になったりして今に至る。
「兄さん、お疲れ様です」
「……ああ」
腹違いの弟である御守 衛は帰宅した陣に車椅子を操り頭を下げる。後ろには専属メイドのレイナが居る。同じ年齢であり何れは衛の妻になるだろう……今一つ覇気が感じられないが自分よりはデキる。
「……」
「OK、分かった」

「おかえりなさい、後当主様」
自分の部屋にて待機していたメイド少女が頭を下げ陣は背広を投げ渡し彼女は意図もせずに受け止めハンガーに背広をセットしてラックにかけておく。部屋と言っても一家族は楽に住める広さだ。
「いかがでしたか?交渉?」
「衛の工作が巧くいったよ……そうでなければこんな若造を相手にされないさ」
陣としては普通にサラリーマンとして過ごす筈だったが……今では日本有数の財閥の主だ。それに相応しい書斎テーブルがあり椅子に腰を下ろす。
「メイ」
立派な椅子に座り天井を見て呟くとメイド少女は膝をつきスラックスのジッパーを歯で開けるとデロっとした肉棒が出る。背丈は決して高くなくそれに反して胸はボリュームがある事は分かる。
「失礼します」
「っう!」
メイは陣の肉棒を愛おしく舐める、小学生にも思える背丈であるが年齢的には高校生だ。

SNSでこの小説を紹介

性転換/フタナリの他のリレー小説

こちらから小説を探す