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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 1138

敬語が慣れていないからなのか?…それともこういうキャラ?”…
ちょっと梨花ちゃんには“天然”な匂いを感じなくもないけど;…

「あ、ああ…なんか悪いね;…僕が誘ったばっかりに梨花ちゃんに負担を掛けちゃって…」

「いいえ…弥生さんにはホントはもっとゆっくりされた方がいいんです。娘さんもいるんだから、二人の時間を増やしてもいいかなって」
「梨奈が仕切っててもいいものできるしねっ」
「ちょっと、茜ぇ」
梨奈ちゃんが茜ちゃんの脇腹を小突く。

いい雰囲気だな。弥生さんがリーダーシップを発揮して、スタッフのみんなも笑顔でやってるんだ。

女性ばかりの職場だから、何かいろいろとあるんだろうと勝手に想像していたけど、弥生さんの下ではそんな心配はいらなかったんだね…

僕もある意味弥生さんを見習って、新庄との関係も改善しないといけないよな;…
最近の僕らのぎすぎすした関係で、部署の雰囲気が悪くなっているは事実だからね;…

「茜、ずっと厨房に籠ってたでしょ、ちょっと休憩してきな」
「いいのぉ?リーダー」
「リーダー言うな!匠さまに勘違いされちゃうじゃん!」
…まだ様付けだぞ…

「ありがと、梨奈ちゃん」
「1時間ぐらいゆっくりしてていいよー」

「じゃあ匠さん、一緒にお茶しましょ♪」

「あっ;…いいけど…」
思ってもいなかったことなのでちょっと焦る…
まあ茜ちゃんのせっかくの好意なので、ここは乗らして貰うしかないよね;…

「よかったぁですぅ〜クリスマス用のケーキの試作品作りましたんで持っていきますねぇ♪」

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