ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 1046
この前は野外だったから、こんなにちゃんと愛撫はしてあげられなかったもんな…
その分今日はたっぷりと時間を掛けてあげたいよね…
「ぁあ〜ぅん…匠さんも……」
「ん、何…?」
純ちゃんは僕のワイシャツをまさぐってくる…
「匠さんも脱いでください…この前はちゃんと見ることが出来なかったし…」
「僕の裸なんて見ても何にもならないさ」
「でもズルいですよ、この前は私だけでしたし、しかもアレは外でしたから…」
純ちゃんの手がワイシャツのボタンを外そうとする。
その手は一度振り払ってももう一度伸びてくる。
仕方ないな、僕は自分からボタンを外すことにした。
やっぱり女の子も異性の裸に興味があるもんなんだな…
まあ純ちゃんは漫画家として、別の意味でも興味があるんだろうけど…
「見せられるような裸じゃないんだぜ;…最近は運動もとんとして無いし…」
僕は熱い視線に照れながらワイシャツを脱ぐ…
「ありのままの匠さんを見たいんですよ。筋肉ムキムキなのを誰も最初から期待してませんし」
「そ、そう…」
あっさり言われるとちょっとがっかりするもんだけど…
「じゃあ…」
人に自慢できるようなところは何もない。
なんかそう思うと逆に気分は軽くなる。
「ふふ、これでお相子ですねぇ」
純ちゃんが笑う。後でまたヒイヒイ言わせてあげないと。
「お相子って、純ちゃんの身体は僕なんかより充分に自慢出来るぜ…」
ソコの綺麗さは天下一品だしな…
「やだぁお世辞ばっかぁ…それよりも下も脱いでくださいよ…」
ベルトに手を掛けてくる純ちゃん…
案外積極的だったりするんだね…